元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
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失業者の贅沢の第一は、やはり温泉ではないでしょうか。
最近はどこの地域でも500円温泉があります。
ワンコイン温泉、スーパー銭湯などとよばれる温泉です。
実習を終え、汗だくとなった我々失業者たちは時々500円の温泉に行きます。
訓練校の授業は午後3時半に終わりますので、4時頃には入浴できる。
土日は、混み合う温泉も平日はとても空いている。周囲を気にせず心身ともにリラックス。
露天風呂の方にいくと、まだ太陽が燦々と輝いている。
この時必ず思い出すのが、漫画家 花輪和一の佳作「刑務所の中」でのシーン。
作品の中で、作者がモデルと思われる主人公は、太陽の光がギラギラふりそそぐ拘置所の浴槽に入り感動し、「うぐああ とけそう」とつぶやく。
立派な社会人の方々がまだ働いてる時間に温泉につかるのは、誠に申し訳ないが実に気持ちいい。

私も、「うぐああ とけそう」と、つぶやいてみた。

次回は新築実習-金物取り付けのご報告です。

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先日、歌舞伎を観てきました。
出し物は松本K四郎、市川S五郎親子共演の「勧進帳」です。
私に歌舞伎鑑賞の趣味はありません。観ても分からない。
以前一度だけ観に行ったことがありますが、まず言葉が分からない、結果面白くない。

では、なぜ今回行ってみようと考えたのか。
それは、券が安かったからです。
異常に安い席があり、たったの500円でした。
もっとも一番後ろの5階席でしたが。
写真でも分かる通り、5階席から観る舞台はとても小さく、松本K四郎も豆粒のよう。
でも、歌舞伎鑑賞には違いない。
私は5階席から、愛用の元双眼鏡(以前、双眼鏡に野球のボールが命中し、見事真っ二つに割れ、今では単眼鏡のようなものになってる。でも、まだ使えるよ)を片手に鑑賞。
あまり期待はしてなかったのですが、四国の田舎者向けに歌舞伎解説のコーナーがあったり、分かりやすくした出し物があったりして結構楽しめました。

失業者たちは時間だけはあるので、レンタルビデオを借りる人が多く、
「昨日レンタルビデオを3本も見たわい」
などという会話がよくあります。
しかし、
「先日歌舞伎を観に行ったよ。松本K四郎が弁慶役で、元気に頭を振っとったわい。」
と言う方が、訳など分からなくても、なんだかとても贅沢したような気分になるのですな。

失業すると、安いものに敏感になりますよ、きっと。

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私のテレビが壊れた。音は出るのだが画像が出ない。
ここ1年、スイッチを入れてもなかなか画像が映らなかったり、テレビの上半分位しか映らなかったりと非常に調子が悪かったのだが、ついに全く映らなくなってしまった。
音しか出ないテレビはやっかいである。
私は今でも時々ラジオを楽しんでいるが、ラジオは画像がない前提で番組が構成されてるからおもろいのだ。
画像の出ないテレビの放送は、ストレスが溜まることこの上ない。
「うわー、すごいボリュームですねえ。口の中が秋の運動会ですーぅー。」
と、H麻呂が絶叫しても、どのような料理か全く分からないので、笑えない。
野球放送の解説を聞いて、
「この高さは打てません」
と断言されても、一体どの高さなんだーーと、突っ込むくらいしかできない。むなしい。

ということで、テレビを見に行った。四国の某県で一番安い、Yマダ電気。
以前から買い換えるならSニーのBラビアがいいなあ、と思ってたのですが、Bラビアを衝動買いしてしまった。
32型地デジ対応ハイビジョン液晶テレビ、Sニー製Bラビア、金14万7千円也、15回ローン。
値段的にSニー製としては安かったのと、在庫が2台限定の特売で、その内の1台が目の前で売れてしまい、残りあと1台というのが決め手でした。
買っちゃったーー。
地デジはいい。本当に画像がきれいだ。画像のみのMんた氏の脂っこい顔も、脂っこさ倍増。音もいいね。

「追記」

Yマダ電気でテレビを買うとき、こんな出来事があった。
見るからに、や○ざな男が、店員にメモ書きのようなものを渡した。何か欲しいようである。
店員が売り場から探してきたパソのスピーカーのようなものを見て、
や○ざ男氏 「いくら?」
メガネの店員 「15,000円です。」
男は無造作に背広胸の内ポケットに手を突っ込み、帯を解いてない100万円の束たばを取り出し、その中から2枚を抜きとり支払いを終え帰っていった。
男は「俺はかっこいい」と思ってるのかも知れないが、周囲の我々は「ああ、係わり合いにならなくて良かった」だ。
ところが、5分ほど後にそのや○ざ男氏が戻ってきた。全身に怒りが満ちている。
男は担当のメガネ店員の胸倉をつかみ、
「おい、お前ー、まちがっとるやないかーー。おおっ、どないなっとんぞー。」
と、まくし立て、近くにあったイスをけり倒し、店員はひっくり返りそうなほど、体が斜めになっている。
すぐに3人ほどの店員が集まり、平身低頭で侘びを入れた。5分ほど男の怒声は続いたが、商品を取替え、や○ざ男氏は帰って行った。
嫌な出来事であった。些細なことにつけこみ大声出して、やだやだ。私は、や○ざが嫌いだ。

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私こと山口ジジイは、基本的にロックが好きだ。私が中学生の頃横浜銀蝿が一世を風靡しロックと出会い、やがてビートルズ。
ビートルズに関しては、かなりのめり込み、もうこれ以上聴くことができないくらい、繰り返し聞いた。
ジョンレノン、ストーンズ、セックスピストルズ、ディープパープル、ヘンドリックスなど古典的なものを今でも聴いている。あまり詳しくはないけど。
演歌は嫌いだが、村田英雄、北島三郎、美空ひばりにはとてもいい曲があり、ときどき聴く。
フォークソングは、主にカラオケで歌う。
クラシック音楽も、いいなと思うのは、聴いている。
モーツアルトの25番、38番、40番、41番、トルコ行進曲。ワルキューレの騎行、ボレロ、カルメンなど実にポピュラーなものが多いが。
まあ、ジャンルに偏見を持たず、いいなと思ったものを聴く。大きく言えば、浪曲からオペラまでが私の主義である笑。

さて、クラシックコンサートである。
今年は、モーツアルト生誕250年とかで、私が住む四国の片田舎にも、興味をくすぐるプログラムがたくさん来てる。
その中から選択し、ここ数ヶ月の間に3度コンサートに出かけた。N響、K立音楽大学演奏会。Fライブルグ管弦楽団、
中でも今回のドイツFライブルグ管弦楽団は、モーツアルトの第40番交響曲を演奏するという。
この陰気な「タタター タタター タタターッタッ」という調べは、私がモーツアルトを好きになった、最初の楽曲だ。
気合を入れた私は、前から4番目の席に陣取った。ドイツの楽団なので、当たり前だが演奏者はみんな外人。前の方の席だったので、彼らの息づかいまで感じ取れる。
このFライブルグ管弦楽団は、バイオリンのおばさんが演奏者側のリーダー(バンドマスター?)で、指揮者が登場する前に一人立ち上がり皆の調子を合わせていた。皆が彼女に気を遣っている。
指揮者が登場。指揮者もおばさんリーダーに気を遣ってるのがなんとなく分かる。
「なんだか、現場監督と職人頭の関係に似てるな」と、少し可笑しかった。そして演奏開始。

結論から言えば、とても良かった。ゾクゾクした。行ってよかった。
ただ一点残念だったのは、アンコール曲が「赤とんぼ」だったこと。
外国の管弦楽団が、日本の童謡を演奏す。
ドイツ人のリップサービスか、四国の田舎者のレベルに合わせてくれたのか、真意は分からない。
この違和感が、珍しくてよかったという人もいるかもしれないけれど、私はモーツアルトの曲で締めくくって欲しかったなあ。

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これはN響のコンサート。私は3階席から、鑑賞した。遠かったね。

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こちらはK立音楽大学出身者による、オペラもどき。フィガロの結婚の一場面。

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middle_1164641996.jpg私こと山口ジジイは映画が好きだ。この世の中で2番目くらいに好きなのが映画である。ちなみに1番は酒(笑)。
暇だけはあるので、結構映画を観ている。

ざっとあげると、寝ずの番、ブロークバック・マウンテン、くれよんシンちゃん、クラッシュ、UDON、ワールド・トレード・センター、ザ・センチネル大統領の陰謀、ユナイテッド93、16ブロック、父親たちの星条旗。

この中で、1番よかったのはポールハギス監督のクラッシュだが、今回はワールド・トレード・センターについて記そうと思う。なぜなら、5年振りに涙を流した作品なので。
私はめったに涙を流す男ではないが、5年ほど前、編集長の薦めでラースフォントリアー監督の「ダンサーインザダーク」を観て、主演のビョークが処刑台に引きずられて行くシーンで、号泣。
私は嗚咽し涙が止まらなかった。他人に誤解されたまま死んでいった主人公の救いのない物語。この作品は哀しくて、その後観返すことができない。

さて、ワールド・トレード・センターである。この作品は、911テロ事件の実話を元にした作品で、監督はオリバー・ストーン、主演は二コラス・ケイジ
オリバーストーン監督には、サルバドル、プラトーンという戦争を題材にした大傑作がある。
特にベトナム戦争を描いたプラトーンは、思春期の私が、かなりの衝撃を受けたトラウマ的作品。軍隊とアメリカが一変に嫌いになった。
オリバーストーン監督は、過激な演出が持ち味。ナチュラルボーンキラーズ(脚本タランティーノ)や、エニーギブンサンデー(主演アルパチーノ)を観たとき私は、「お前は深作欣二か!」と突っ込みたくなったくらいだ(笑)。
しかし、今回のワールド・トレード・センターは、意外なことに演出を押さえていた。

主演のニコラスケイジ、マイケルベーニャが演ずる警察官の二人が911テロの救助に向かうが、建物の崩壊に巻き込まれ、自らが遭難。
二人は地下に取り残され、瓦礫の下敷きになり身動きさえとれない。2次災害なども起こり、心配する家族たちの情況なども流れる。
瀕死の状態で20時間ほど耐えてるが、地下深くなので発見の望みは少ない。だが、ある偶然から発見された。そして救助隊が到着した。
名もない救出者たち、海兵隊員、救助隊員、消防隊員、元看護師、なにかしたいと無償でソーセージを配る男や、ボランティアの人々。彼らの命を懸けた救出で助かったのだ。
最期、担架にのせられたケイジが救出され地下から出てくる。周囲は瓦礫の山なので救出に来てた100人くらいの人々が力を合わせてケイジをのせた担架を、手渡しのリレー方式で安全な場所まで運ぶのだが、人々は口々に「よかったな」「よかったな」とケイジに声をかける。
ケイジは、か細い声で「ありがとう、ありがとう」と答える。このシーンに、私は涙がこみ上げた。人間っていいな。私の5年ぶりの涙は、感動の涙であった。

ストーン監督の抑えた演出、ニコラスケイジの静かなそして確かな演技力。素晴らしい。
映画って本当にいいものですね。それでは。
(って。どこが失業日記なんだ!ペコリ)

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middle_1167093163.jpg(12月頃の出来事です)

「山口ジジイさんは、冬のキャンプしたことありますか?」
11月だったろうか、以前紹介したこともある、職業訓練校に通う野宿ライダーのY君が私にポツリと言った。

「冬のキャンプはないなあ。どうしたん?」
と私。話を聞いてみると、こうだ。

Y君の所属するカブ主総会(ホンダスーパーカブを愛する会)が、1月の某日に瀬戸内しまなみ海道でツーリングを行い、ついでに無人島でキャンプを行うとのこと。
冬キャンプが初めてのY君は若干不安で、私に冬キャンプの経験があったなら、そのノウハウを教えて欲しいということであった。

私には、冬キャンプの経験がなかった。その日の話は、それで終わった。

後日私は、
「そうだ、私はY君支援をしているのだ。だから協力せねばならない。」
と考え、Y君に一つの提案を行った。

「二人で、河原かどこか手ごろな場所でキャンプしてみないか。テントで寝てみよう。1月のキャンプのトレーニングになるよ。」
「晩飯は、バーベキュウをしよう。」

つまり、軽い気持ちだ。冬でもキャンプ可能な適当な場所で、軽いキャンプを行おう。
そして、この話はすぐに採用された。

その後、
「そうだ、あの人がいた。」
と思い出し、やはり同じ職業訓練校に通う、元山男のFさんに声をかけたところ、
「いいよ、行ってみようか。」
とのこと。
ところがこの話は、実に意外な展開をみせる。

11月末に日程を定め、事前のミーティングを行う。
我々は上記のような、
「軽いキャンプをしたい。」
と説明をしたが、
山男のFさんは、
「冬キャンプと言えば雪山だろう。」
と言うのだ。

「ええっえーー。それは無理ですよ、冬キャンプが初めてなのにいきなり雪山は。飛行機に乗ったことのない人間が、いきなりロケットで月へ行くようなもんですよー。無理です。」
といったんは断った。

しかしそれから、いろいろと考えていると、雪山もいいかもと思い始め、後日ついに決意。
とくに、Y君といったミニミニツーリングの、小高い山から見る、美しい景色がいけなかった。

冬山キャンプは、12月の某日決行と決まった。

今回は、その冬山紀行のご報告です。

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待ち合わせ場所に利用した、四国某所にあるワンワンパーク。
全国ニュースとなった広島のワンワンパークと同じ頃、廃止となった。

今から5年ほど前、開店されたばかりの頃、私こと山口ジジイはここにきたことがあるが、あの時は、人でごった返し、昼飯時はレストランに行列ができたものだ。
人っ子一人いない現在は、まるでゴーストタウンのようで、とても愉快な犬軍団のように、愉快な心持ちにはなれなかった。
もっとも、犬軍団もけっして愉快な心持ちではななかったろうが。

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画像左手の赤いテントは、私こと山口ジジイのテント。韓国製のもので粗末なテントだが、私が現役野宿ライダーの頃、このテントで、46都道府県をともに走った戦友だ。
15年振りにたてた我がテントは、なにげに今回もわが身を守ってくれた。

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夕飯は野宿鍋(豚肉の水炊き)。男の料理なので、白菜は豪快に手で裂く。
見た目はともかく、極寒の冬山で食べた鍋は、感動するほどあったかく、かつ美味であった。

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夕食を終え、テント内でくつろぐY君(左)と、山口ジジイ(右)。
ビール、ワイン、焼酎と酒もすすみ、いい気持ち。

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山の夜は早い。画像手前に見える、私のランタンで明かりをとる。
このランタンも実に15年振りに出したが、ちゃんと彼の役割を果たしてくれた。

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画像左奥は、山男Fさんの子供さん。右手前はFさん本人。
最初あいさつもしてくれなかった9歳のこの子だったが、いつしかなつかれ、テント内では、しりとり、古今東西、じゃんけん、あっちむいてホイなどが、この子供主導で展開された。

ちなみに結果は、子供が13勝。他の大人は3勝、3勝、2勝くらいで、この子の圧倒的大勝利に終わった。
でも、楽しかったなあ。


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前夜の野宿鍋(水炊き)のダシにご飯を入れて、雑炊の朝飯。
これがうまいのうまくないの。なぜだろう、キャンプ地の食事はとてもうまい。

晴れ渡った青空のもと、登山開始。前途洋洋に思われた出発だったのだが、この直後、登山は意外な展開を見せる・・・・・。

今回のご報告は以上です。「登山は意外な展開」は、待て次回!!


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middle_1167384511.jpg(12月頃の出来事です)

冬山のキャンプ場で一泊した我々失業者一行は、翌朝登山を開始。
頂上を目指した。
出発時は快晴。

画像が出発時のもので風穴という場所で撮影。
左は元山男のFさん。右が私こと山口ジジイ。

晴れ渡った青空のもと、登山開始。前途洋洋に思われた出発だったのだが、この直後、登山は意外な展開を見せる・・・・・。

「意外な展開」。
これは、予想外と言うか予想通りというか、つまり雪が降り始めたのである。

出発して20分ほど歩いた頃だろうか。
突然、空が真っ暗になり、大粒の雪が降り出した。
山の天気は変わりやすいというが、なるほどである。

若干の緊張が走ったが、我々にはエベレストの標高7500m地点まで登ったことがある元山男のFさんがついてるので、安心だ。
歩いていると「風と雪でこれはダメだ」と、途中で引き返してくる人ともすれ違ったが、我々は構わず頂上を目指した。

雪で衣服が濡れるのと、山道を登るので汗がにじむのとで、なんだかよく分からない状態だが、ともかく体は冷えた。

出発から1時間半ほど経過したころ、突然開けたところに到着。龍神平という場所。
ここだけが平たい土地で、実に不思議な風景である。広さは東京ドーム程だろうか。
またイワレは不明だが、竜神様を祭っている。

雪の降りが激しく体も冷え切ってるため、避難小屋に入る。
屋根と壁があることがこんなにありがたいものか。風と雪とを防いでくれる。
温度計は0℃だが、寒くない。

ここで、昼食用に持ってきたカップラーメンを食べる。
食べ物が熱エネルギーに変わるのが分かる。
体があったまった。

頂上はこの竜神平から30~40分ほど歩いたところにあるそうだ。
雪は益々降り積もっている。
Fさん親子は、この竜神平に残ることになった。

私とY君は、
「せっかくここまで来たのだから、もう少しがんばってみよう」
ということで、二人で頂上を目指した。

竜神平から頂上への道は険しく、風も強い。雪は一向にやまない。
体は疲れていた。
視界も悪く、どの辺りが頂上なのかも分からない。いったいどのくらい歩くのだろう。
私は慣れない雪道で、3回ほど転倒するし。

そんな中、突然現れた「頂上の杭」を見たときは、うれしかった。

「おおお、頂上だー。」
視界が悪く、頂上からの景色は、まったく見えなかったが、我々は満足したのである。

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出発して20分後に降り始めた雪は、あっという間に積もり始めた。
画像は雪に負けそうな山口ジジイである。

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野宿ライダーのY君。ライダーのジャケットには、基本的にフードが付いてない。
元山男Fさんの薦めで、スーパーのビニール袋を装着。
格好など気にしてられないのだ。 創意と工夫で、装備の不足を補った。
えらい。

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Fさんの子供。子供は元気で無邪気なものよ。ミニ雪だるまを作製中。


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middle_1167693813.jpg(12月頃の出来事です)

冬山の頂上を制覇し、大きな達成感を得た我々は、足取りも軽やかに下山を開始した。

下山は楽である。

重力に逆らって登ってきたのが、下山では重力を利用して歩を進めることができる。

頂上から20分ほどで、中間地点の竜神平に到着。
ここで、Fさん親子と合流。

Fさん親子は、雪だるまを作製したそうだが、雪が固まらなくて断念していた。
気温が低すぎると雪が固まらないらしい。

「まだ遊んでいたーい。」というFさんの子供をなだめ、下山を始める。
途中滑ったりもしたが、下りは本当に楽だった。

キャンプ場に到着。ここもやはり雪で埋もれていた。
朝出発した時と全く違った雰囲気になっており、道路も雪が積んでいる。

天気がいいからと湿ったテントを乾かす意味でそのままにしておいたのだが、雪に埋もれていた。
降り続ける雪の中、面倒なテントをたたむ作業は実に困難だった。

私は車で来ていた。
ゴム製のチェーンも準備していたのだが、約8年振りに取り出したチェーンは、ゴムが切れて取り付けることができなかった。
皆さん、チェーンはくれぐれも鉄製の鎖でできた丈夫なものを、購入しましょう。

仕方ないので、チェーン無しで坂道を降りた。
山道なのでガードレールがなく、途中3回ほどズルッと滑って気が気ではなかったが、なんとか無事帰宅することが出来た。

このように困難を乗り越えた私は、ひと回り大きな人間に成長できた気がする。

人生初の冬山キャンプ&雪山登山であった。

キャンプをすると普段当たり前のように感じている、屋根があること、壁があること、布団で眠ること。
こんな当たり前のことが、どれほどありがたいかを再認識することができる。

普段の生活に感謝する。


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頂上からこんな道を下山せねばならない。

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竜神平。ここでFさん親子と合流。

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Fさん親子が作製した雪だるま。
雪が固まらなかったため、できなかった雪だるまだ。
雪が盛ってあるようにしか見えない。

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下山は楽だった。ただし口数は少なかった。


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