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元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
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12レース
(1)内藤宣彦 秋田67期
(2)友定祐己 岡山82期
(3)神山雄一郎 栃木61期
(4)中村一将 兵庫86期
(5)平原康多 埼玉87期
(6)前反祐一郎 広島81期
(7)吉村和之 岐阜80期
(8)松岡貴久 熊本90期
(9)飯野祐太 福島90期

(5)平原-(3)神山
(8)松岡-(2)友定-(6)前反
(9)飯野-(1)内藤
(4)中村-(7)吉村

どのラインが先行するか
飯野か、平原か
番手が他ラインの松岡は、得意のまくりか

ま、いずれにせよ、平原が勝つだろう
競輪新聞ホープの平原コメントをみると、練習ができてるみたいだから、平原有力
神山もついていく

平原先行なら、神山が他ラインをけん制してゴール前で差す可能性もある
ただ、松山競輪場は、先行が残りやすいので、平原先行逃げ切りという可能性も高い
平原が先行争いした場合でも、明日の優秀戦には出たいだろうから、脚を残して3着までには入るはず

初日なので、様子見に3=5の2車複といきたいところだが、倍率が1.1倍だったので、めったに買わない3連複といってみよう

3連複
3=5=1、2、4、6、7、8、9
以上の7点で勝負する
100円車券で

松山地元の競輪新聞ホープ予想はこちら
       ↓
松山競輪サイクル ホープ

ちなみに私は、ホープの事務所兼印刷工場に見学に行ったことがある
興味ある人は、記事にしてるので探してみてください


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12R神山1着平原2着
的中
3-5-8  3連複 1760円


平原が中団のいいところから捲り、ゴール前で平原を差した神山が1着
平原が2着に残り、神山の後ろにつけていた松岡が3着に入線

超本命ラインから流した3連複だったが、3着に8番車の松岡が入ったので、まずまずの配当となった

神山の1着は、もちろん予想したものだが、それはあくまでも平原が先行した場合の話
平原が捲って神山に差されるとは、私の想定の範囲外といっていい
平原、本当に練習できてるのか
うーむ
今回のメンバーなら、うまくいけば、1111の平原完全優勝くらいに思ってたので、この2着はちょいと不安

まあ、初日特選で的中したし、最先の良い結果とはなった
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いよいよ、松山記念競輪だ
春にあったばかりなのに、なぜ秋にまたあるのだろう
そんな疑問もあるが、まあ、強い選手が松山に来てくれるのでいい
と、出場選手を見てみたが、うーむ
いまひとつな感じかなあ
防府にとられちゃったかな
こないだ高知F1に出た武田でもいればと思うのだが、若干さびしいメンバーだ
春の松山記念でデッドヒートを繰り広げた、新田祐大も、深谷もいないし

そんな中、平原が来てくれた
昨年、松山で開催されたG1全日本選抜競輪を制した平原
義理堅く、松山記念を選んでくれたかな

街のクルマ屋さんに、国産乗用車や軽自動車が並ぶ中、一台だけ真っ赤なフェラーリが停まってるがごとき存在感だ

ポテンシャルの高い平原が優勝候補筆頭だが、そうとも限らない
なぜなら、平原は大衆演劇のやくざものの主役のように、他人のために命を捨てる男だから
決勝には間違いなく出てくるが、決勝の並びによれば、自分が勝つよりラインの勝利を優先して、9着になる可能性もある

そういうケースでは、同じ関東ラインの競輪界の神様こと神山の久しぶりの記念Vなんてえこともありうる
オールスターや記念の決勝で2着に入ってるし、直近のF1では111の完全優勝
功なり名を遂げた46歳の神山が、いまだ高いモチベーションを持ち続けているのは、やはり競輪グランプリ制覇だろう
2着もあるし、ラインの先頭で優勝に導いたこともあったが、自分自身はグランプリだけは取れてない
賞金ランキングも現在8位と、グランプリ出場が微妙なところだから、少しでも山積みしときたい

めぼしいところをあげると、
関東では、あと後閑に小林
まあ後閑は、横に弱く、番手に飛びつかれ飛ばされる可能性大だから、決勝は難しいか
番手を奪われたあと、自力でまくり優勝し、感動の後閑というのもあったけど、記録を見ると調子も悪いからそれもなさそう
綺羅星のごとく強い選手の多い北日からは、強い選手は来なかった
強いて言えば菊池くらいか
南関東からは、林に村上直に石井
中部も強いのは来ず、強いて言えば坂上忠克
近畿の二人は脚はあるが、優勝はないだろう
中国は、ない
地元松山は、濱田と橋本
地元ファンとすれば、がんばってほしいが、決勝に出れたら恩の字で、優勝はまずない
だが、九州勢は、けっこう強いのがやってきた
坂本兄、園田、井上昌己に、私の好きな松岡貴久

ということで、独断と偏見で決勝9人を選べば

菊池
平原
神山
小林

坂本兄
園田
井上昌己
松岡貴久

関東ライン対九州ラインで、決勝は争われるだろう

本命に平原、対抗に神山、ダークホースに井上昌己、穴に園田といったところである
私が個人的に勝ってほしいのは、九州ラインの松岡貴久

私は実に半年ぶりの競輪
私自身の勝負は、どうなりますことやら


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少し早いが、10月の総評と、11月の予定である

10月は、劇団炎舞4回、劇団勇舞3回と観劇できた
先月の目標は、両劇団それぞれ2回以上の観劇だったので、良い結果だ
月初旬の勝負芝居を観にいけたのも、意義があった
観劇したことを記事にまとめ、頭の整理ができたのも良かった
目標と言えば、10月に1日1記事、月31記事を達成できたのも良かった

両劇団の私の評価 (5.とても良い 4.良い 3.普通 2.いまひとつ 1.悪い)

劇団炎舞 3.5
橘炎鷹座長は、演技がうまく、圧倒的な存在感がある
若手座員の芝居がうまい
北城嵐、沢田ひろしと、強力なフリー役者が出演した
後ろに控える、ボス橘魅乃瑠にふらがあり、なんとも面白く、舞踊がうまい
実力のある人気劇団で、本来なら評価4にすべきだが、芝居を笑いにもっていくことが多く、そこだけどうも私の好みではないので、評価3.5とした

劇団勇舞 3.5
家族劇団で、チームワークが良いが、やはり劇団員が少ないのがネック
売り出し中の二代目中村時太郎座長は芝居も舞踊もいいし、笑いを一手に引き受ける勇姫也が劇団のバランスをとり、勇羅庵嘩総座長に存在感がある
主に勇羅庵嘩総座長が、アドリブで笑いを入れることが多かったのは、私の好みではなかったが、特別狂言と称して大ネタの芝居を多くやってたのは良かった
劇団の実力から言えば、評価3だが、毎回公演終了時間を大幅に延長してお客さんに楽しんでもらおうという気持ちがすごく伝わり、評価3.5となった

ということで、両劇団とも並みの水準より高い評価となり、私は満足した

劇団炎舞を観て思ったことだが、若手に主役や準主役を演じさせている
橘炎鷹座長は、脇にまわることが多いが、さらに存在感を示し座長としての貫禄を出している
だから、若手が芝居が上手なのだと思う
9月松劇で公演した、市川おもちゃ劇団では、主役は市川おもちゃ座長、せいぜい市川恵子太夫元で、座員は座長を引き立てる役割に徹していたように感じられた
10月の劇団炎舞は、座員に主役をやらせ輝かせて、その上に炎鷹座長がたつという形をとっていた
座長は劇団の顔であり、座長の人気が、そく観客の動員数すなわち入場料収入の多寡に直結するので、座長の人気は劇団の維持発展に大事な要素である
両劇団とも人気劇団であり、どちらのやり方も正しいと言えるのだが、若手の立場からすると、大きな役を演じることのできる劇団炎舞の方が、やりがいがあるだろうし、芸ものびるだろうと思う
そんなことを思った

演劇グラフ12月号を読んでると、勇羅庵嘩総座長の前名は、二代目澤村謙之介(その前が澤村姫之介)で、二代目澤村章太郎とともに、劇団澤村で二人座長をしてたそうだ
その後、二人は袂を分かち、勇羅庵嘩総座長は劇団輝(現劇団勇舞)、二代目澤村章太郎は章劇を立ち上げたそうですな
勇羅庵嘩総座長は、二代目澤村章太郎の叔父さんにあたるそうだ、年は下だけど
そういえば、3回目に行った時、見知らぬ女の子が芝居に出てたな
新人かも

さて、11月は、松山劇場に劇団鳳凰、奥道後劇場に筑紫桃太郎劇団が来てくれるので、やはりそれぞれ2回以上は観劇したい

10月の目標のうち、ブログのことでいえば、悪い点もあった
それは、過去の大衆演劇の観劇記が一つもできなかった
私は約半年の観劇歴だが、初期の記事が載せれなかったのはまずい
11月は、現在進行形の観劇記を置いてでも、過去の観劇記を優先してまとめ、ブログを行いたい
5月に観劇した三代目鹿島順一劇団だけでも、記憶があるうちに記しておかねばならない

ブログの記事を書くのは、やってる人なら分かると思うが、思った以上に時間をとられる
私の場合、観劇記を2回ないし3回に分けてUPしているが、文章を考え写真を整理してると何時間もかかる

私のブログは6年になるが、かつての相互リンクのブログ、友好ブログを書いてた人たちが、総じて休眠状態となっているのは、負担が多いからだ
私も今はたまたま記したいことがあるので、毎日記しているが、自由時間、睡眠時間を削ってのブログに費やす時間は、いずれ減って行くだろう
私のブログの基本方針は、今は亡きブログ先輩タウニュートリノさんにアドバイスされた、「書きたいときに書く」でやっていくつもり、それが長く続けるコツ
早晩、観劇記を極端に省略化するか、あるいは書かないかになっていくと思う
ゆえに11月は、5月に観劇した三代目鹿島順一劇団だけでも、記憶があるうちに記しておかねばならない
最低でも、これだけは実行したい
過去の観劇の記録記事を書く、これが11月の目標だ

ところで、今月31日から松山記念競輪が行われる
これは、なにをおいても優先せねばならない
明日から、私のブログは競輪モードとなる
幸い、3日目準決、4日目決勝は瀬戸風バンクに行けるので、いずれかあるいは両方観戦して観戦記も記したい
わずかでも車券を買って、売り上げに貢献しなければ
競輪は斜陽産業なので、松山競輪がなくなったら大変

ブログ村ランキングと人気ブログランキングのポイント割り振りは、大衆演劇カテゴリへ現在20%に固定しているが、それぞれ5位前後を維持できてるので、10月の目標通り
11月初旬は、競輪記事を書くので、大衆演劇を10%に落とし、競輪カテゴリのポイントを一時的に増やそうかなと考えている


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この日の私の大きな目的は、沢田ひろしであった
だからこの日のショーで、一番良かったのは、沢田ひろしが3踊りしたこと、、一番残念だったのは沢田ひろしの歌謡がなかったこと

フリーの役者、沢田ひろしは、芝居、舞踊、歌謡と三拍子そろった役者さんで立派なあごが玉にきず、と私は思っている
どんな人なのだろうと、ネットをググッてみると結構情報がある
各所にゲスト出演してるみたいだし、人気も高いようですな
親が役者してて4歳で初舞台。怪猫ものとかの外連(けれん)ものもできるらしく綱の上にもあがる。春陽座に特別出演という形で昔所属していた、かつては沢田ひろし劇団の座長だったなどなど

今回観て、改めて感じたが、沢田ひろしの舞踊は、やはり目立つ
体の使い方が大きい
回転するときは、足袋を滑らせフィギュアスケートのように二回転くらいする
おそらく、身体能力が相当高い
だから外連ものもやれるのだろう
昔は舞台で、バク転までしていたというから驚きだ

それとこの日は、ボス橘魅乃瑠の舞踊と歌謡が観れてよかった
橘炎鷹座長に、圧倒的な存在感があり、観客を引き付ける
劇団炎舞は、若手も優秀で群舞もそろってるし、稽古もきちんとやってるのだろうと思う
人数が減ったそうだが、十分満足な舞台をやっている
強いて言えば、芝居ができるベテラン女優が欲しい
ベテラン女優がいないので、出せない芝居があるのではと思う

この日のラストショーは、炎舞ショウとしか記載されていなかった
美空ひばりの人生一路の曲に合わせての群舞だった
手の込んだラストショーが好みの私には、やや残念な作品だった


第三部 舞踊歌謡ショー

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オープニングは若手3人の群舞
左から、橘鷹志、橘もみじ、橘鷹勝
橘もみじ、この日の芝居の角兵衛獅子の娘役はかなり良かった

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橘炎鷹座長

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橘光鷹

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橘炎鷹座長 歌唱

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沢田ひろしの女形 お花は昼の部、3つか4つついた、かんざしも入れて

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橘もんた

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ボス橘魅乃瑠 やはり静かで力強い舞踊

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橘光鷹、橘鷹志の相舞踊

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沢田ひろし 酒に酔い候の風情

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橘炎鷹座長の女形

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橘鷹勝

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橘炎鷹座長の女形 客席後方から登場した

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沢田ひろし 前2つの舞踊は押さえたものだったが、こちらは弾けた
クルリクルリと二回転したり、ムーンウォークしたりと
舞台に、沢田ひろしの世界を作り出していた

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ボス橘魅乃瑠 歌唱

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ボス橘魅乃瑠 トークで笑わせていた
「今日はたくさん来てくれたけど、沢田ひろしくんが今日の夜の部でいなくなるから、みなさん明日からまたこなくなっちゃうんでしょ」
なぞと笑わせていたが、松劇はお客さんが減っているのでしょうかねえ

ラストショー 人生一路
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橘炎鷹座長と有能な若手三羽ガラス

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決まった!

このあと、大入りの三本締め
炎鷹座長の口上の中で、おにいちゃんと振られた沢田ひろしは、
「明日から自分はいなくなりますが、他所にいかず松劇にいらしてください」と、義理堅いことを言っていた

劇団炎舞、おつかれさまでした
千秋楽まであと数日、がんばってください
そして、10年後と言わずぜひまた来年、松山にきてください

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今月の松劇パンフレット

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10月の外題とショウの一覧
この日は、27日だったが、不思議なことに翌日からの外題がパンフレットにも書かれていなかったのである

劇団炎舞は、先月公演した2代目市川おもちゃ劇団を追うように、松山劇場から広島ゆ~ぽっぽへと千秋楽を終えたら旅立っていくのである


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第二部 狂言 
外題 忠治と円蔵

<あらすじ>
賭場荒らしをして、二本の長脇差に追われる、いざよいの月太郎(橘光鷹)を助けた、日光の円蔵(橘炎鷹座長)
月太郎は、立派なやくざになりてえ、親分さんの下で修業させてくだせえ
円蔵は、おめえはやくざにゃむかねえ、実家に戻りいもでも掘ってろ
それでも、やくざの修行をしてえという月太郎に、円蔵は
それなら、このあたりに国定忠治を語る偽者がいるからそいつを切ってこい、切れば子分にしてやろう

場面変わって
村の若い衆の握り飯を盗んで追われる、身なりの汚い男(沢田ひろし)
3人の若い衆に、転がされ取り囲まれてしまった
そこへ、角兵衛獅子の子供(橘もみじ)が通りかかり、若い衆に握り飯代として金を渡し男を助ける
身の上話をすると、男は天涯孤独な身の上、角兵衛獅子の子供も親方を無くし一人ぼっち
おじちゃんも一人なら、あたいの親方になっておくれよ

そこへ円蔵と月太郎があらわれる
身なりの汚い男は、おめえは日光の円蔵、ひさしぶりだなぁ
すると円蔵は、忠治を語るにせ者とはおめえのことか
何を言うのだ円蔵、おれは本物の忠治じゃないか
赤城の山を降り、体を悪くし落ちぶれ果てた忠治は、名刀小松五郎義兼まで食べ物と交換したことなぞを語る
俺の知ってる国定村の忠治親分は落ちぶれたってそんなことはしねえ、おめえは偽者だ、月太郎この語りやろうを早く切れ
二人の話をじっと聞いていた月太郎、本物の忠治と見抜き、切ることができず、助けてやってくだせえ
角兵衛獅子の子供も、おじちゃんはわたいの親方なんだよう、だから切らないで、と嘆願する
二人にかばわれる忠治の姿をみて円蔵は、虚空をにらみ・・・

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<感想>
観劇半年の私は、この話も初めて観た
派手な立ち回りなぞはないが、国定忠治の悲しい人情話に仕上がっていた
沢田ひろしは、落ちぶれた忠治の心の内面を表情に表し、悲しみと、円蔵に投げ銭されたおりの怒り、角兵衛獅子の子供と生きていくために怒りを我慢する心情など、自在にうまく表現できてたと思う
橘光鷹は、ぼんくらな男月太郎役をうまく演じていた
橘もみじは、亡くなった両親を思い、空に向かって「おっとさーん、おっかさーん」と叫ぶおりと、忠治をかばう時に実際に目に涙を浮かべた実に熱演であった
橘炎鷹座長は、円蔵の忠治に対する複雑な思い、心情の変化を演じ切り、かっこよくもあった
最後は、舞台に一人だけとなり、昔の忠治親分の思い出なぞを語り、円蔵役の炎鷹座長に見せ場の多い舞台であった

今回は、笑いに関して、ほぼ排除した芝居であった
深刻なお芝居が97%で笑いは3%
 
忠治が角兵衛獅子の子供の差し出す杖につかまり花道に退場した後、円蔵が月太郎に、
「じゃあやくざ修行をしに帰るか」と言うと、
「はいっ、やっぱやめます。おらあ、やっぱやくざにむいてねえ」
ここでずっこけそうになり、
「お前は、役者にも向いてねえんじゃねえか」
アドリブはこの台詞ひとことだけだったと思う

やはり劇団炎舞は、芝居がうまい
しっかりしているからこそ、ギャグも笑えるのだろう
炎鷹座長は相当うまいし、若手もうまい
沢田ひろしも期待通りの演技力で、私は満足したのである

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芝居後の口上の様子

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不思議なことに、この翌日以降の外題は、一切書かれてなかった


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この日、私の一番の目的は特別ゲストの沢田ひろし出演である
沢田ひろしはフリーの役者だが、松山劇場8月、劇団大川の公演の時ゲスト出演しており、一度だけ見たことがあった
芝居、舞踊、歌謡とも達者な3拍子そろった役者だと、私は思う
腕一本のフリーランスゆえか、芝居しても舞踊してもとにかく目立つ
印象に残る役者さんで、私は一発でファンとなった

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劇団炎舞は、今月、4回目となる
若手も含めて芝居が上手な劇団、笑わせることが上手な劇団という印象だ
以前の記事に書いた通りで炎舞の前3回の公演は良かったが、私は喜劇が苦手なので同時に、炎舞の笑いの多いお芝居にいささか食傷気味となっていた
先週も行ける日はあったのだが、外題をネットで調べると、芝居の中で役者の口に竹輪を突っ込んで客席が爆笑してたという記述があり、これは見送り、愛媛県立図書館に行った

大衆演劇に関する本は驚くほど少なく、本屋で見たことないし、他の図書館にもほとんど置いてないが、県立図書館には、何冊かおいてあるのをネットで調べて知ってたので行ったのだ
ちょうど改装中で1カ月ほど入館できなかったので、満を持して何冊か借りることができた
ぴあが出してた、大衆演劇お作法という本の中に、劇団炎舞の公演に出演してた北城嵐が掲載されてた
それは、あとで記述する

さて、この日の劇団炎舞の公演で、芝居が上手な御両人、沢田ひろしと炎鷹座長がどんな芝居を見せてくれるか
外題は、忠治と円蔵、とても楽しみだった
結論から言えば、行って良かった、である

沢田ひろしのゲスト効果もあってか、平日ながら観客も多く、60人~70人くらいは入っていたか


では、第1部顔見せミニショー

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オープニングは、優秀な若手三羽鴉と橘もみじの群舞

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橘もん太は、2番手に出ることが多い

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橘鷹志、ダンスっぽい舞踊のステージ

ラスト
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トリを飾るはやはりこの人、橘炎鷹座長

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最後は、舞台に橘炎鷹座長と若手が集い、手拍子で幕
この日も4曲20分ほどの顔見せミニショー
芝居の幕は、もうじき開く

<追記>
この日出演のなかった北城嵐
炎舞のプログラムの連名表に名前はあるのだが、彼もフリーランスの役者らしいので、もしかすると仕事を終え松山から帰ったのかもしれない
10月初旬は、松山劇場に出てなかったし

先週愛媛県立図書館で、大衆演劇関連の本を読んでたら、
ぴあの出してる、大衆演劇お作法という本の中に、彼の名前が出てた

東京を中心に活動してる劇団の紹介の欄があったのだが、
そこに、北城嵐の写真と記述があった
2003年に、旗揚げされたばかりの劇団美鳳の副座長だったそうだ

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矢印の人

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拡大するとこうだ

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7月の松劇で、新生紅劇団に客演していた見城たかしが、関東の方で座長をしてたと何かで見たことがるが、もしかすると見城たかしの劇団から独立したのかもしれない
北城嵐は、創設メンバーだったのだろうか

10月10日の劇団炎舞の公演を観に行った私は、北城嵐に腹がよじれるほど笑わせてもらった
いろいろな経歴をへて、松山劇場の舞台に立ってたのだなあ
舞台は一期一会
北城嵐を今度はいつ見れるのだろう


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時にはクラシックの生演奏が聴きたくなることもあるので、大阪交響楽団 木管アンサンブルの妙技、というのに行ってみた
場所はひめぎんホール
私には、県民文化会館の方がなじみがある
県の施設だが、愛媛銀行に会館の名前を売ってしまった、ややこしい
今回は、ひめぎんホールのサブホールの方だったが、私は前進座の歌舞伎を見て以来だから、サブホールは5年振りくらいか
両花道を備えてて、なかなかいい
大衆演劇の座長大会とか、たまにはここでやればいいのにな
今回の演奏会の値段は、1000円と安かった

あまり調べず行ったので、フルオーケストラではないのだろう、くらいの気持ちでいったのだが、今回は失敗だった
ホルンの演奏者が司会を兼ねてたが、音楽で身をたててる彼が、この曲は私も聴いたことがありません、というような
あまりポピュラーでない曲の演奏が多かったので、私のような詳しくない人間には敷居が高すぎた

最初と最後は、全員が会して演奏したが、
基本、フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット、ホルンの5人が、それぞれが選曲した曲を、愛媛出身のピアニストのピアノと1対1で演奏するという地味な感じだったのも、素人の私にはあかん

会場に入ると、中学生高校生たちが多くいて、多くは吹奏楽部のひとたちみたい
高校生以下は無料で入場でき、多くは招待されてたみたい
彼らのように、趣味や部活でやってる人や、将来音楽で身をたてたい人たち向けの音楽会だったようだ

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会場は3分の入りといったところだったが、前の方の良い席は、中高生たちの予約席だった

音楽の授業みたいな感じで、正直退屈だったが勉強になったこともあった

木管アンサンブルと言いながら、ホルンやフルートが入ってる
なぜか
ホルンは、語源が角笛というそうで、ご先祖様が牛の角というわけだ
トランペットなどと違い、楽器の中でほとんど唯一、後ろ向きに吹き出し口がついてる楽器なので、音が柔らかく、木管五重奏の仲間に入れてもらえてるらしい
もちろん金管楽器なので、金管楽器だけの音楽会にも当然呼ばれるそうだ
コウモリのような楽器w

フルートも同様、元々は金属でなかった

でも、私だけでもなかったようだ
中学生の吹奏楽部らしき少年少女たちも、演奏中に横を向いたり、後ろを向いたりだったからね

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全員集合した画像
ちょいと舞台が寂しいが、これでもにぎやか
基本は2人しか舞台にいないからね

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ありがとうです
以前の私の記事で、二代目中村時太郎座長の父親が亡くなったと書いたが、それは間違いだった
奥道後劇場に常備してある古い雑誌を読み返すと、中村時太郎のお爺さんが亡くなったと書いてた
全く私の勘違い
したがって、4人とも、勇羅庵嘩総座長の子供たちのようだ

多分、
勇羅庵嘩総座長の妻が、津島雅
子供が、中村時太郎座長、津島竜妃、勇姫之助、ベビー時丸
勇姫也は、津島竜妃の夫
まあ、あくまで私の予想だが

二代目中村時太郎とあるので、もしかすると初代は亡くなったお爺さんなのかもしれない

さて、第二部舞踊歌謡ショーだが、この日の特筆すべきはサプライズゲストがあったこと
見海堂劇団の見海堂真之介総座長だ
この日の翌日が、勇羅庵嘩総座長の誕生日で、そのゲストで出演予定だったのだが、早くつきすぎたとのことで、
この日の舞踊ショーにサプライズゲストで登場した
私は見海堂真之介総座長を初めて見たのだが、なかなか様子が良い
声は低音で、総座長としてのオーラが出ていたように私は感じた
奥道後劇場の7月は見海堂劇団の公演で、私も一日だけ観劇しにいったのだが、その日はあいにく他劇場にゲスト出演のため、見海堂真之介総座長だけ不在で見れなかったので、そのお返しにこの日ゲスト出演してくれたような気がして、大変得した気分となった
3カ月前に公演したばかりなので記憶に新しいのか、見海堂真之介総座長が登場すると、奥道後劇場の常連客から大きな歓声があがったのである

第二部舞踊歌謡ショー

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中村時太郎座長を含めた群舞

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ベビー時丸
この日は、13時から始まった芝居にも、子分役で登場してたが、小学校を休んだのかもしれない
そもそも1カ月ごとに転校というのも無理があるし、小学校と舞台、両立するのは難しいのだろうが

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勇姫也

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中村時太郎座長女形

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津島竜妃 この日唯一の登場

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ベビー時丸と勇姫也の御両人は、相舞踊だけでなく、おもしろいステージを繰り広げた

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中村時太郎座長女形

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勇姫之助 この娘はきれいですな
多分未だ10歳代だろう
芝居では、やくざの子分とか立役が多い印象だったが、いずれ女優の方に力を入れて中村時太郎座長の相手役ということになるんじゃなかろうか

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勇姫也の歌謡とマジックショー
歌謡は並だが、印象は良い
この日のマジックは、三つの丸い赤玉を四角に変えるという真面目なものだった

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中村時太郎座長

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見海堂真之介総座長
登場時には、常連さんたちから、きゃーーという黄色い歓声(?)があがった
最大2万円の花もついた

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勇羅庵嘩総座長の女形
誕生日おめでとうございます
翌日の誕生日公演は休みでないのでいけなかったので、この場を借りて御礼申し上げます

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見海堂真之介総座長、二回目の舞踊
奥道後劇場は、あまり花がつかない印象だが、わずか2踊りで8つくらいついたか、祝儀袋入りを含めて
常連さんは、驚きのあまりだったのか、事前に情報を得てたのか分からないが
花道では、あまり次々と花がつくので、曲の最後に間に合わず、走って舞台中央に戻り、極めのポーズをとったのが印象的だった
見海堂駿さんも、立派な跡取りができて、安心だね

ラストショー花と竜
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中村時太郎座長だって負けてはいない
なかなか良かった
ちょっち、笑いも入れたラストショーであった
この日は奇しくも、芝居もラストショーも任侠ものでしたな

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フィナーレの挨拶
私は劇団勇舞を3回観に行ったが、3回とも大入りがでた
せっかくだからと、この日はサプライズゲスト見海堂真之介総座長が三本締めの音頭をとった

劇団勇舞は、この日も芝居、ショーともに熱演で、3時30分終了予定が4時00分の終了
私が観劇した3公演は、終了予定時刻を30分延長、20分延長、この日も30分延長と、熱のこもった公演であった
ここまで熱演されると、入場料以上のものを得た気持ちになる

私は劇団勇舞に、好印象を持った

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この日の翌日の勇羅庵嘩総座長のゲスト告知

<追記>
この日は、車いすの団体さんはいなかったが、ツアーの団体さんがいた
予定表を持ってるのを見た
おそらく日帰りツアーで、ランチバイキングと観劇をして、次の目的地に行くのか帰るのか
予定時間を過ぎたからであろう、ラストショーを観ることができず、途中でぞろぞろと劇場を出て行ったのである

おまけ画像

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観劇の後、温泉に入って出た後飲んだ
やっぱりフルーツ乳飲料、この味好きだね

温泉は露天なので寒かったゆえ、水風呂がなくても、すぐにサウナに入れた
露天風呂につかり温泉に面した山を見上げると、木々がやや紅葉しており、来月観劇にきた時は、さらに色がつき見ごろになってるだろうなと思い、私は帰路についたのである


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10月22日観劇の記録 劇団勇舞は、今月3回目となる

外題 忠治と山形屋

<あらすじ>

百姓の老女(津島雅)が二人の男(勇姫也、ベビー時丸)に襲われ、懐中の50両を奪われる
奪われた50両は、飢饉のため村の田畑がボロボロになり、可愛い娘を、十手を預かり二足のわらじを履く山形屋の親分(勇羅庵嘩総座長)に売って得た、命より大事な金
このままでは村に帰れない、悲観した百姓女は松の木で首をくくろうとする
それを見とめた編み笠の男(中村時太郎座長)が、止めに入り事情を聞き
「それじゃあ、山形屋に一緒に行こう」
編み笠の男の腰には、長脇差が一本差してあった

編み笠を頬かむりに変えた男と、百姓女は、山形屋に行く
権助言葉で男はずうずうしくも強引に中に入り込む

山形屋は、この店の中ならまだしも、店の外で50両をとられたことを保証はできない
なんだと
編み笠の男は、頬かむりを取る
山形屋が男の顔をよく見ると、あの国定忠治であった
百姓女から50両を奪ったのは、山形屋の差し金と見抜いていた忠治は、百姓女のため一肌脱ぎ、50両と娘を取り戻そうとするが・・・

<感想>

おそらく演じつくされたであろう国定忠治の物語
私は初心者で、この芝居は初めてであり、また、こういう定番中の定番の芝居が観たかったのでいった
やっぱ、こういうのがいい
勧善懲悪というのだろうか
赤城の山を降りた忠治が、旅の途中で世直し、悪い奴をやっつけるという
わずか二分の金で、52両を山形屋から取り、花街に売られた娘も取り返し、最後剣劇になったのも私好みだ

中村時太郎座長は、本日も熱演
勇羅庵嘩総座長は、おちゃめなところを見せ、いささか脱線して笑いをとっていた
勇姫也は、総座長から、おい婿養子なぞとかなりいじられ、がんばっていた

今回は、話のすじがしっかりしてるので、アドリブの笑いが入っても、私は楽しめた

ただ、笑いを入れなくてもいいのでは、とも思った
なんだろう
日本の歌手でもアメリカの歌手でも、昔のヒット曲の歌い方を変える人がいる
故尾崎紀世彦のまた逢う日までとか、欧陽菲菲の雨の御堂筋とか、悲しき街角のデルシャノンとか

何十年も歌ってるので、飽きてきて、自分で曲調を変えてしまうのかもしれない
そういうのが私は好きでない
やっぱり、当時歌ってた通り歌って欲しい
美空ひばりは、年をとってからも当時の歌い方を、あまり変えなかった
ひばりは崩さないよう意識して実践していたそうだ、だからすばらしい

大衆演劇で、定番の芝居に笑いをプラスするのも、演ずる側に飽きがくるからというのが、理由の一つかもしれない
また、観る側もすりきれるほど観てると、そういう本筋から離れた笑いを楽しむという余裕があるのかもしれない
それと、もちろん演ずる側のサービス精神、お客さんに喜んでもらおうという精神からというのが、一番大きい理由だろうと思う
勇羅庵嘩総座長が、アドリブを入れ、ハプニングを膨らませて笑いに変える
それは、お客様を楽しませようというサービス精神だというのは、間違いない
実際、前方に座る常連客は、かなりうけていた

ただ私は初心者なので、今の段階では、そういったサービスを省いた、台本通りの芝居の方がよろしい
愚痴っぽくなったが、この日の芝居が悪かったというわけでは決してない
強いて言えば、劇団勇舞の一回目に観た吉良の仁吉のように笑いをなるべく排除した芝居の方が、私は好みということだ

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芝居後の口上あいさつの様子


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パンフレット

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10月の公演記録


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マンドリン、というのをご存じか
ギターのようなものである
ギターが四角いイメージとすれば、マンドリンは、丸っこいイメージ
ちょうど、琵琶法師の琵琶みたいな感じだ
音は、ギターより柔らかい感じで、ボロロンってな音がする
コレリ大尉のマンドリンという映画もあったな

案内状が送られてきて、それは松山マンドリンクラブ第37回定期演奏会

昨年、松前町文化会館で行われてたのを聴きに行ってアンケートを出したからなのだろう
昨年の演奏は、なかなかよかったので、今年も行ってみた

松山マンドリンクラブは、松山のアマチュアの音楽家たちの集まりで、1年に一度の定期演奏会は、彼らにとって晴れの舞台となっている
ポピュラーなクラッシックや唱歌、歌謡曲などを演奏するので、私のようなその道に暗くても楽しめる

今年は改装後の松山市民会館中ホール
入場料が無料なのが、私なぞにとってはとてもありがたい

マンドリンの演奏会といっても、5人くらいで行うギターの演奏会なぞとは趣を異にする
大小のマンドリンだけで、おそらく20くらい
クラッシックギターや、フルート、オーボエ、クラリネットの木管楽器、ホルン、コントラバスにパーカッションなぞも含んだ総勢40~50人編成の演奏会なのだ

会場に10分前に到着すると、随分と人が多い
サウナを早く切り上げ、もっと早くくればよかった
なんとか入口から遠い、舞台上手に空席を見つけ、私は座して開演を待った
やがて、マンドリンクラブの人たちが舞台に現れ、コンマスが大きく挨拶して、着座
そして、指揮者も入場
昨年と同じ人だったね

定員600人の会場は本当に一杯で、一部で立見客もいた

そんな感じで最初の曲、ペンシルバニアポルカ
なかなか明るい曲調だ
もう一曲のあとは、休憩前の中とりの美しく青きドナウ
誰もが、一度は耳にしたことのあるこの曲は、ワルツの王様、ヨハンシュトラウス二世の作品
スタンリーキューブリックの、2001年宇宙の旅で、宇宙船の映像に効果的にこの音楽が使われていた

※美しく青きドナウは、こちらの動画をクリック 映像は2001年宇宙の旅


なかなかいい感じだったのだが、このとき私の隣に座った人がいた
おばあさんと子供2人
嗚呼、休憩後に座ったらいいのにと思ったが、
それ以上に
膝にのせた子供は、何かしゃべるし、おばあさんはスーパーの買い物袋あの白いビニールをガサガサ、ガサガサやっている
うん、悪気はないと思うよ
子供だって、マンドリンの演奏会より、妖怪ウォッチとかだったら、もっと集中して観るだろうし、何かしゃべろうとするこの子の口をふさぎ、まわりに迷惑をかけないように動いてたおばあさん、それはいいのだが、スーパーのビニールの袋がそのたんび、ガサガサガサガサするのだ
悪気がないというのは、理解できるが、結果としては、やっぱうるさい
中とりの美しく青きドナウの演奏が終わり休憩となったので、私は席を移動した


後半戦は、秋をテーマにした曲を主体に
旅愁、赤とんぼ、里の秋の唱歌や、007ロシアより愛をこめて、エル、クンバンチェロ、雨のちハレルヤという、ゆずの朝ドラの主題歌もあった
唱歌なぞは、観客も歌って協力してということで、客席も歌う

最後の方は、お客に花やCDのプレゼントまである
無料で来てるのに、サービス満点

司会者が、
まずは、誕生日の方とりにきてくださいと、声をかけると、なんと11人も誕生日の人がいた
司会者は、すごい確率、ほんとうですかあ
まあ、600人観客がいて、本来なら、2人くらいの確率なんだけどなあ
免許証見せてもらえます?
会場がどっと湧いた
まあ、冗談なんだけど、この司会者は、元アナウンサーか何かをやってたらしく、口が達者で面白い

ラストは、秋を歌った曲のメドレーだった
私が覚えてるのは、スターダスト、ムーンリバー、見上げてごらん

アンコール曲は、3曲もあった

ハンガリー舞曲
高校3年生(客席も歌唱で参加)
ラデツキー行進曲

ラデツキー行進曲は、昨年もアンコール曲で入ってたと思う
ヨハンシュトラウス一世の作品
つまり、二世のお父っつぁんですな
今年も観客は手拍子で参加し、客席は大いに湧いた


※こちらは、フルオーケストラのラデツキー行進曲ですな
※以前、松山で公演されたN響のコンサートでもアンコールで演奏されたことがあり、私も好きな曲


私は大いに満足して、松山市民会館をあとにしたのである

愛媛ケーブルテレビのテレビカメラが入っていたので、いずれケーブルテレビで放送されるそうだ

以下、松山マンドリンクラブ第37回定期演奏会の様子
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画像中央、司会者と花を贈る指揮者

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松山マンドリンクラブのみなさん、
ありがとうございました
また、行きたいです

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私が想像する劇団勇舞の相関関係

勇羅庵嘩総座長の妻が、津島雅
子供が、津島竜妃、勇姫之助、ベビー時丸
勇姫也は、津島竜妃の夫
中村時太郎座長は、どうなんだろう
父親は死んだというし、一人だけ上の名が違うし、身内なんだろうけど
まあ、あくまで私の予想である

第二部 特別ショー 時太郎十変化

時太郎祭りと題されて、中村時太郎座長が八面六臂の大活躍であった

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ここまで、中村時太郎座長
他にも幽霊、地蔵なぞで登場していた

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劇団勇舞の若大将こと、ベビー時丸 11歳だそうでさっき小学校から帰ってきて舞踊のみの出演とのこと
前売り券も一生懸命売ってた、えらい
ベビーとついてるので当初女の子かと思ったが、男の子みたい
私は見れなかったが、夜の部のショーでは、勇姫之助とラストショー白虎隊の主役をするそうだ
がんばれーー

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勇姫也の浪曲子守唄の舞踊の時に、子供役で座長も登場w
このあと、勇姫也は子供役の座長にお乳をあげようと、胸をはだけるのだが、勇姫也の乳首には巨大な乳輪が描かれており、座長に突き飛ばされたw
その後、今度は客席に移動し、あちこちのお客の目の前で、巨大な乳輪を見せてまわり、大きな笑いをとっていた
このほかにも、マジシャンの格好をして登場し、わざとネタばれするマジックをやったり、あんたの子供が泣いてるから早く楽屋におもどり、と怒られたりと、笑わせてた
舞踊ショーでは、勇姫也がお笑いを一手に担っており、ショーに彩りをそえている
劇団勇舞には、欠かせない存在である

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勇羅庵嘩総座長
この日は、一度だけの出演だったが、2曲踊った

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劇団グッズを紹介する勇姫也

ラストーーー

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決まった!

奥道後劇場は終了予定が15時30分だが、この日は15時50分までの熱演であった
時太郎祭り 中村時太郎座長大活躍、おつかれさま
これほど熱心に公演されると、お客も満足して帰っただろう


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劇団勇舞は、今月2回目。この日は喜劇

前回もらった千円の割り引き券で私は入場
この日もけっこう入場者が多く、大入りがでた

狂言 二人大工(ににんだいく)

<あらすじ>
時代は大正から昭和初期のころ
東京の芸者千代華(勇姫之助)が大阪に出てきて、たっちゃんを探してるという
関東大震災の復興の仕事で、大阪の大工たっちゃんが東京にきて、深い仲となった
たっちゃんが大阪に帰るとき、必ずお前を迎えにくるからと言ってくれたが、5年経っても音沙汰がないので大阪に探しに出てきた
親切な料理屋のおかみを通じて、大工のさん公(中村時太郎座長)に聞くと、兄貴分の名がたつだと言う
さん公がたつ(勇姫也)に確かめると、まさしく芸者千代華が探している大工のたっちゃんだった
二人を引き合わせると一緒に暮らしたいということになったが、たつには鬼嫁(津島竜妃)がいた
さん公とたつは、鬼嫁の待つたつの家に行き、苦労しながらも荷物を運び出すことに成功
新しい住居に貸間を見つけ、たつと千代華はここに引っ越すこととなったが、そこの大家(勇羅庵嘩総座長)は鬼嫁の父親だった
そこへ長らくこの家を飛び出し行くへ知れずとなっていた鬼嫁が帰ってきて、たつ達と鉢合わせし騒動となるが・・・

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<感想>
吉本新喜劇風のドタバタ喜劇であった
私は、大衆演劇において洋服での芝居は初めて観た
中村時太郎座長が器用に立ち回っていた
相棒役の勇姫也は、わりと押さえた演技
勇羅庵嘩総座長と津島竜妃が化粧も大げさで、エキセントリックな人物を演じていた
アドリブもふんだんに交え、客席もいじり、今流行りの「だめだめよお」なぞも交えて笑いをとっていた

ただ、どうも私は喜劇が苦手だ
特にこういうドタバタコメディーは、良さが分からない
前回の特別狂言吉良の仁吉は、大いに楽しめたが、今回は楽しめなかった
といっても、会場はけっこう受けていた

この日の前日見た、劇団炎舞の公演も喜劇だったので楽しめず、喜劇が苦手で重い芝居が好みだと確信したが、今回追認する結果となった
外題を見て、行く芝居を選択すればいいのだが、どんな話なのか分からないし、ネットで下調べしても大衆演劇の芝居のあらすじは情報が少ない
まあ、今はどんな芝居でも、観てみる時期だとは思うのだが

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芝居後の口上挨拶 勇姫也
芝居の大工の衣装のまま
この日は第二部のショーが時ちゃん祭りと題する時太郎十変化なので、座長が準備に大忙しなので勇姫也が担当とのこと

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<追記>
前回、外題吉良の仁吉のとき、車いすの団体がいて、芝居の途中で帰ったことを書いたのだが、今回も車いすの団体がいて、やはり途中で帰った
もしかすると、観劇時間が1時間とスケジュールが決まっていて、時間になったから帰らざるをえなかったのかもしれない
奥道後劇場は、芝居は1時間で終了予定なのだが、前回が1時間30分、今回が1時間20分の熱演だったのだ


おまけ画像

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観劇後、入浴券がセットなので奥道後の温泉に入ったのだが、出たあと飲んだフルーツ味の乳飲料110円
この味結構好きです


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阪神がCS突破

プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで巨人を破り、日本シリーズ進出を決めた阪神。ペナントレース2位からの逆襲に虎党は歓喜に包まれた。「これが実力や」。「日本一まで突っ走れ」。9年ぶりの日本シリーズに向け、猛虎ファンが気勢を上げた。

神戸新聞2014/10/18 23:58:00



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「やったあーー」というより、驚いたねえ
読売が、圧倒的に強くてシーズンを制したからね
阪神は、CSでほんと弱くて、私はあまり突破するイメージがつかめなかった
それがなんと、読売に敵地で4連勝とは
いやあ、おめでとう阪神タイガース
ありがとう、和田監督

ひと月くらい前に読んだ雑誌では、和田監督が今季で退任予定と書いてたが、雑誌の責任者にはお詫びしてもらいたいね
また、読売のナベツネの苦々しい顔を想像すると、愉快ですなあ
そうそう、ちょっと話題になってたけど、ビールかけは、やった方が良かったんじゃないかなあ

ま、それはさておき、9年振りの日本シリーズだ
当時は岡田監督だったけど
是非吉田監督以来の日本一に輝いてほしいね

yamagujtijiji.comでは、阪神を応援してたんだけど、久々の阪神記事だねえ
昔の記事はこちら 
     ↓
がんばれ阪神タイガース


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第三部 舞踊歌謡ショー


この日は、割引き価格の芝居の日だったので、夜の部にも関わらずまあまあ入ってて、大入りが出た
ざっと見ただけだが、観客は60人くらいかあるいはもっといたと思う
ショーだけ入場の人もいたようだ

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オープニングは有力な若手三羽ガラスの群舞
最初に橘鷹勝がバチを落とすハプニングがあったが、最後は決まった!

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橘もん太

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橘炎鷹座長の女形

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舞踊中、壁に激突し鼻血を出したという設定らしい(場内笑)

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橘鷹志 なかなか男前ですなあ
劇団炎舞の中で、彼が一番男前だと私は思った

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橘鷹勝 
前回、前々回と主役だったが、本日の芝居も大きな役(準主役)だった

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橘光鷹 
最初の破れ傘から、最終的にコウモリ傘と小さな傘に
笑いを入れてくるのが、炎舞流のようだ

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橘炎鷹座長

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橘光鷹 夏川りみの沖縄曲に合わせた舞踊

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橘炎鷹座長 歌唱

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北城嵐
ネット情報によれば、彼は座員ではなく、フリーの役者らしい
舞踊の途中、普段着の人が舞台上手から下手へ何かを食べながら歩いてたが、ボス橘魅乃瑠に私は見えた
ボスの舞踊はこの日も見れず・・・

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橘もん太

ラストショー 炎舞の黒田武士
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これは見ごたえがあった
芝居が軽い喜劇だったので、バランスで重いラストショーにしたのだと思われる

福島正則から、「この大杯の酒を飲み干したら、なんでも褒美をとらす」
と言われた黒田家家臣母里太兵衛が、見事に大杯の酒を何杯も飲みほし、正則自慢の名槍日本号をもらいうけた故事を、舞踊ラストショーにしていた
「酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」

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母里太兵衛(橘炎鷹座長)と福島正則(北城嵐)
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芝居風のラストショーであった
群舞も加え、炎舞らしい笑いも加えられていたのである


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口上挨拶の様子

外題 花の兄弟 お伊勢参り

<あらすじ>
富くじで景品の伊勢参りが当たったので、あほの兄花太郎(橘炎鷹座長)と、遊び好きの弟菊次郎(橘鷹勝)は、お伊勢様まで二人旅をすることに
途中で寄った茶店で、持ってた荷物一式を盗まれた二人は墓場のお堂で野宿するはめとなる
夜、墓参りに来た娘(橘もみじ)が気を失い、お礼金目当てで菊次郎が娘を家に届けに行く
一人になった花太郎の前に、(おばQの古い方の主題歌が流れ)幽霊(橘光鷹)が登場
女の着物を着てるので女の幽霊と思ったが、墓の名前は、さよ吉となっている
訳を聞くと男として生まれたが、性同一性障害で本当は女なの
三途の川の渡し船は、男女別となってて、女の船に乗せてくれないので、成仏できない
そこへ、菊次郎が娘を届けて三両のお礼をもらったと帰ってくるが、菊次郎には幽霊が見えない
なぜなら幽霊は、心のきれいな人間にしか姿が見えないのだ
お金ができたので、宿屋で宿泊することとなった
幽霊のみの吉は、男前なのでという理由で菊次郎にとりつく

それから無事家に帰り、一年が過ぎた
お伊勢参りの効能か、花太郎はアホが治りしっかりものとなり、英語もしゃべるようになった
幽霊にとりつかれてる弟は、遊びに出掛けなくなり家にいつくようになった
父親(北城嵐)は、「二人がこのようになれたのも、お伊勢様のおかげだ。お礼まいりに行ってきなさい」
花太郎「じゃ三人で行こう」
菊次郎「えっ、二人じゃないの?」
花太郎が不敵な笑みを浮かべ、最後は全員でダンスして終幕

<感想>
座長演ずる、あほの兄花太郎は、しゃべり方が藤山寛美によく似ていた
大衆演劇では、松竹新喜劇の芝居を演ずることがあるので、今回の花の兄弟お伊勢参りも、松竹の芝居を元にアレンジを加えたものかもしれない
今回で劇団炎舞は3回目の観劇となるが、橘炎鷹座長は、一の線から三の線、若侍から老人まで演じ分け、なかなか達者な役者さんであると私は思った
それと今回光ってたのは、幽霊役の橘光鷹
エキセントリックな幽霊の女形だったが、立ち居振る舞い、はじけた演技、なかなか熱演であった
女形でシリアスな芝居をしても、かなりいけるのではと、私は思った

うーーーむ、しかし私の苦手な喜劇
前回、前々回と炎舞の芝居は、なかなか良かったが、今回は正直、私はあまり楽しめない残念な結果となってしまった
といっても、会場の他の客は、けっこう受けてて、笑いも多かったように思う

大衆演劇には、思った以上に喜劇が多い印象だ
女性の観客が多い大衆演劇では、喜劇の方がうけるのだろうか

炎舞前回の清水港にきた男のように、きちんとした話の筋があってその中にある笑いは楽しめるのだが、今回のようなハチャメチャな喜劇は私には良さが分からない
今回で累計24回目の観劇となったが、私は重たい芝居や、悪い奴をやっつけスカッとする剣劇、主人公が誰かのために死ぬ、あるいは逆に誰かが主人公の為に死ぬみたいな、悲しい芝居が好みだと今回確信した
劇団炎舞は、若手も含めて芝居が上手い劇団だから、笑いを入れずそういうのもやろうと思えば出来るのだろうが、やらないのだろうと思う
お客様に喜んでもらうのが大衆演劇だから、川上主義でなく川下主義
大衆演劇の観客は、妙齢な御婦人方が多く、男の観客は圧倒的に少ない
私のような好みというのは、少数派なのだろう

私が一番好きな鹿島順一劇団は、松山劇場5月の公演でお客が少なかった印象があるが、全身全霊の重たい芝居というのは、今時はあまりうけないのだろうか

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芝居後の口上あいさつ
きれいにとれなかったが、画像右、幽霊役の橘光鷹の特殊メイクが残っている

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この日は15日だったが、翌日からの外題は、未だ張り出されずだった
翌日のゲスト、橘ひろとは、橘鷹勝の父親か兄らしい

おまけ画像

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観劇前に寄ったローソンにアメリカンドックがなく、この日はジャンボフランクにした
宇都宮人さんが好きだと言ってたが、なかなかうまかった


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画像は橘炎鷹座長

10月15日夜の部
劇団炎舞は、今月3回目の観劇となる
なので、自分なりに劇団炎舞を調べてみたが、大衆演劇は本当に資料が少なく、頼みのネットでも情報が少なくて、他の方のブログ、2ちゃんねるなどが主たる情報源
そんな中、図書館で橋本正樹の著作を読むことができたのは幸いだった

ボス橘魅乃瑠は、炭鉱労働者の両親のもと、1955年9月に福岡県中間市で生まれる
父母ともに素人芝居をしていたほどの芝居好きで、連れられて劇場にもよく通った
家族と大阪に移り、高校を中退し働いていたが役者になる夢をあきらめきれず、大阪の大衆演劇界の巨人、初代市川おもちゃ劇団には入れなかったが、二代目浪花三之介に弟子入りして、浪花みのる
10年在籍して浪花劇団を離れ、5年間花形として大日方満劇団に在籍して、橘みのる
「関西の三羽ガラス」と呼ばれた二代目浪花三之介、大日方満の両人気座長の元で修行したのは大きい
大日方劇団では、長男のとんぼ(現、橘鷹炎座長)が名子役と評判になる
次男のすずめ(現、橘祐之介)も、子役
芝居が好きな子供たちの将来のためにと、1988年3月独立して橘劇団旗揚げするも、弟子4人にドロンされ、わずか3カ月で行き詰まった
残ったのは、座長橘魅乃瑠と妻で女優の新野瑛巳、小学生で子役のとんぼとすずめ、30年前に素人劇団で芝居してた父の高砂勝の家族5人だけだった
しかも妻が倒れ、緊急手術をせねばならない
劇団旗揚げで、貯金を使い果たしたうえ、妻の入院費の捻出、劇団の体をなさないほどの劇団員の不足
そんなどん底だったが、助けてくれたのは人の熱い情だったそうだ
だから、座長橘魅乃瑠は、役者には何が大切なのかが分かったという

時代が進み、子供たちも芝居の腕を上げ大きくなったが、橘炎鷹座長は体調が悪いという理由で、一時期劇団を離れてた時期があるそうだ
その時期は弟の橘祐之介が劇団を中心で引っ張った
橘炎鷹が復帰してからのちに、今度は逆に橘祐之介が劇団を去り、現在別府の空の下にいるそうだ

劇団炎舞は、なんともドラマティックな歴史を経て、現在、人気劇団として松山劇場の舞台に立っているのである


顔見せミニショー

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今回のオープニングは、いつもの若手三羽ガラスにメインの橘もん太が加わっての群舞であった

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橘もみじ

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橘光鷹、橘鷹志の相舞踊

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ミニショーとりを飾るはやはりこの人、橘炎鷹座長

4曲20分ほどの、顔見せミニショーだった


おまけ画像

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出かけるとき、秋祭りの神輿と出会った


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約半年ぶりのストリップ観賞

ニュー道後ミュージックは、同じ顔ぶればかりが出演するので、真新しさがなく最近行ってなかった
今回は、ちょいと珍しいのが来演したので、行ってみた

1.フラワー瞳嬢
ちょいと、とうがたっているくたびれた体だが、タッチショー、ポラロイドショーでは、観客を沸かせてた
さすがベテラン
※ネットで画像を検索したが、どう探してもフラワー瞳嬢の画像は見つからなかった

2.かすみ玲嬢
かすみ玲嬢
ジュディーオングの魅せられての衣装をスケスケにしたようなコスチュームで登場
手の延長の棒で広げられたスケスケの衣装を、ヒラヒラさせ美しかった
相も変わらぬ手足の長さとスタイルの良さ、小ぶりな乳房、きれいな乳首
長身の肢体を生かしたダンスには、さらに磨きがかかっていた
特に、盆で繰り広げられた、野獣をイメージしたと思われる野性味ある演技は、なかなか見ごたえあり
ポラロイドショーあり

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※ネットで見つけたかすみ玲嬢の画像

3.紅龍華と野良猫

本日のお目当て
「美熟女鞭調教」日本で唯一の鞭調教師「紅龍華」が来演、のうたい文句

天井に吊りの器具を設置し、準備が整ったところで特別ショーの開幕

紅龍華
※ネットで見つけた紅龍華氏の画像

先ほど器具を設置してた紅龍華(男)と、首輪をはめられた、野良猫(女)が登場
紅龍華(男)は40歳前後、野良猫(女)は30~40歳くらいに私には見えた
小柄な野良猫は、顔はまあまあ可愛く、中肉小背で色が白く、スタイルは悪くはないが、やや乳房が垂れ気味で、若干お腹周りに肉が付いている
紅龍華は、まるで犬を調教するかのように、棒状のむちで野良猫を促す
すぐに四つん這いになった野良猫は、首輪につながれた鎖を引っ張られ、舞台からせり出した中央の盆まで四足で歩く
四つん這いのまま、人間椅子のように固まる
紅龍華調教師は、7種類ほどのムチを次々に取り換え、最初はソフトに徐々に強めていくムチさばき
けっこう強烈にたたくので、野良猫はあえぎ声にも似た嗚咽を発するようになる
一通り叩かれた後、やがて紅龍華が後ろから抱きしめると、野良猫は恍惚の表情を見せ、毛をそられたあそこに指を入れられ歓喜のあえぎ声をもらした

盆での行為が一通り終わると、次は舞台奥の吊り場へ
手と足に黒革の器具を取り付けられ、吊られる野良猫(女)
一本ムチで強烈に叩く
シーンと静まる狭い小屋に「バチン・・・バチン・・・」と音がこだまする
その都度、野良猫の悲鳴が聞こえる
普通の吊りから逆さ吊りへと進み、やがて終演
異様な緊張感と静けさであった

このあとポラロイドショーもあり、二人の生の声が聞こえた
紅龍華は、けっこう気さくないい人に見えた
野良猫も、人のよさそうな普通の女性に見えた
ただ、近くで見ると、腹部から背中にかけてムチで叩かれたあとが赤くみみずばれのように腫れあがっていた
他のストリップ嬢は、一日4回公演するが、紅龍華と野良猫の「劇団ふたり」は、一日に2回しか公演しない
おそらく女の体がもたないからであろう
世の中にはいろいろな仕事があるが、まさしく体を張った大変な労働ですな
というわけで、「美熟女鞭調教」という舞台は初めて観たが、なかなか見ごたえがあったのである
以前見たストリップのSMショーは、手加減した叩き方とわざとらしいあえぎ声だったが、
鞭調教師「紅龍華」は専門家であり、今回のショーには、本格派の異様な迫力があった
松山の田舎で、こういった珍しいものはめったに見られないので、意義があった

紅龍華氏は、普段は常設のストリップ劇場に出演しているわけでなく、不定期に行われるショーに出演したり、自分が作製したムチを販売したりしているそうだ

野良猫
※紅龍華氏のブログから拝借した画像
氏のブログには、もっとたくさんの画像があった

紅龍華氏のブログは一番下をクリック
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鞭調教師 紅龍華のやっぱり鞭が好き。

<追記>
なんと、「美熟女鞭調教」のショーに出演されてた野良猫さん(女)から、コメントをいただいたので、
追記にさせていただきます
なんとも興味深い内容です
以下の通り


ありがとうございます(≧∇≦)
レビューありがとうございますm(_ _)m
容姿について可愛いとか嬉しかったです!
お腹へっこませなきゃ_| ̄|○

私達のショーはいつでもガチライブで、手を抜きません

手を抜いたら、お客様につたわってしまうし、私が鞭に入れません

鞭に入ると痛みは快楽になり、最後にいけるのです

鞭だけでいけるからだです

手マンなど普段やらないから、超恥ずかしかったです

また道後に呼ばれたら見に来てくださいね

最終日の最後は凄いです(笑)
2014/10/19(日) 18:03 | URL | 野良猫 #-[ 編集]


野良猫さん、コメントありがとうござました、ペコリ
また松山にのったら、必ず観に行きますね
第三部の舞踊歌謡ショー

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オープニングは若手4人の群舞
曲は、美空ひばりのお祭りマンボ

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橘炎鷹座長

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橘もん太
座長のアナウンスで、「もん太ー、もん太ーー、もん太ぁーーーー、・・・・バツイチです!」(場内笑)が、恒例のようだ

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橘炎鷹座長 歌唱2曲 カメラ目線いただきました

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橘光鷹

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橘鷹志の激しいダンス

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橘鷹勝 剣舞も入ってた

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橘光鷹、橘鷹志の相舞踊

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橘炎鷹座長の女形

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北城嵐

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橘もみじ


ラストショー男祭り
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橘炎鷹座長と、有能な若手三羽ガラス


おまけ画像

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観劇後食べた久留米ラーメン松山分校の、ラーメン+半チャーハンのセット
やっぱうまいね
濃い味がたまらんw


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外題 清水港に来た男
森の石松の物語であった

<あらすじ>
茶店に、土地のやくざが訪れる
赤羽の親分(北城嵐)と二人の子分だ
赤羽の親分は、茶店の親父(座長二役)に娘おみよ(橘もみじ)を女房に欲しいと言う
体よく親子に断られると、こんどは借金を返せ
3両借用の証文を偽造し、借金は30両となっていた
そんな大金借りてない、返せないと茶店の親父が言うと、赤羽は親父を殴り倒し、借金のかたに娘を預かると、連れて行ってしまった

そこに森の石松(橘鷹勝)登場
店の親父から、娘を助けて欲しい
「よし、俺にまかせろ」石松は二つ返事で引き受けた
赤羽一家の家では、親分が娘おみよに求婚するが、無下に断られ、奥の部屋に監禁
石松が登場し、長脇差の鞘をはらい、おみよを救出

追いかけてきた赤羽の親分を殴り撃退
赤羽は大熊と次郎長は親戚だあ、言いつけてやると、殴られた顔を抑えて捨て台詞

石松は、東海道一の親分と呼ばれる清水の次郎長が相手とは大変なことになったが、次郎長をやれば俺の名前があがるぜ、と前向きな考えで、清水一家に乗り込むことを決意

清水一家では、次郎長(橘炎鷹座長)と小政(橘光鷹)が、「赤羽の叔父貴が素人衆を泣かせてばかりで、代官からなんとかしろ」と言われ困っていた
そこへ、殴られた鼻を押さえた赤羽の親分が訪問
鼻声で何を言ってるか分からないが、どうも森の石松という悪い奴にやられた仇をとってくれ、と言っているようだ
そこへ、石松登場、次郎長さん命は貰った覚悟しろ、と長脇差で切り込んだ
ところが、次郎長は強く、素手で組み伏せられる

石松にいきさつを聞くと、やはり悪いのは素人衆を泣かせる赤羽の方
一計を案じた次郎長は、赤羽と石松を戦わせ、石松は赤羽を刺し悪者退治
自分の叔父貴をやった石松に対し、次郎長は赤羽は病で死んだのだと不問にふした
次郎長の器量に惚れた石松は、その場で次郎長の子分に志願した
清水一家にまた一人、ひときわ暴れん坊の強い男が加わったのであった・・・


あらすじは、上記の通りだが、喜劇で描かれていた
とにかくこの日は、北城嵐の日であった
娘おみよへの求婚の、「僕は・・・、愛を・・・、きみを幸せに・・・」といった見た目とあまりに違う台詞がおかしく、
石松に殴られて鼻を手ぬぐいで押さえてからは、なんだかヘンテコな声で何を言ってるのか意味不明で
周囲の人間が、間違えて聞きとるという

たとえば、赤羽が、「森の石松が」と言おうとするが、鼻を押さえてしゃべるので、
「ふぉふぃふぉ、ふぃふぃふぁひゅひゃぁ」としゃべる
それを、次郎長が聞いて、
「なになに、マメが煮えてる?どこに?」
といった具合に
するとすかさず、赤羽がかぶりを振り、
「ふぉふぃふぉ、ふぃふぃふぁひゅひゃぁ」
次郎長「・・・・うーーむ?」

それは、繰り返し繰り返し、これでもかというまで続き、
客席は爆笑の渦であった
喜劇をあまり好まない私も、今回ばかりは、腹がよじれるほど笑わせてもらった

北城嵐の鼻声は、妙に甲高く、もしかすると何らかの機械を通しての音声だったのかも
そのくらい、奇天烈な声であった
北城嵐のボケに対する、座長はじめ劇団炎舞の役者陣のつっこみも、さすが大阪といわせる面白さであった

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芝居後の口上風景


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ところで外には、紅あきら、哀川昇両氏の生花があった

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内には、翌日以降の外題


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劇団炎舞は今月2回目

この日は、客が少なく、ざっと見ただけだが30人くらいだったか
前日が、松山劇場の芝居の日(通常1900円が1100円と安い)だったので多分お客が多く、その反動でこの日少なかったのだと思う
消費税が上がる前の月に、かけこみ受注が多く、次の月冷え込むというが、それに似た現象だろう

ところで、消費税10パーセントにあげるのかな
日本の輸出入が直近四半期ベースで赤字になってるが、よけい景気が悪くなるぞ

それはさておき、まあ空いてる方が落ち着いて観劇できるので、私はウェルカムであった

この日は、ボス橘魅乃瑠が休演であった
私は、前回のボスの舞踊にしびれ、その確認もしたかったので、とても残念だった

その反面、前回不在だった北城嵐が出演してたのは良かった
北城嵐には今回、かなり笑わせてもらった

さてさて、劇場に入場すると、いきなり橘炎鷹座長のオリジナルタオルのプレゼント
前回もティッシュケースをいただいたし、なかなかサービスがよろしいですな
ありがとうございます

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デザインもかっこいい


顔見せミニショー

オープニングは、若手三羽ガラス
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橘光鷹の歌唱で、橘鷹勝、橘鷹志が踊った

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橘もん太

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橘鷹志、橘もみじ、橘鷹勝の群舞

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ラストはやはり、橘炎鷹座長

この日もやはり、15分~20分ほどのコンパクトな顔見せミニショーだった
芝居に力を入れてるのが伝わり、期待が持てたのである
つづきは、明日!


おまけ画像

二日酔いだった私は、朝うどん

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はなまるうどんの、かけうろん230円也
あっという間に、楽になった


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