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元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
澤村喜久二郎総座長を拝見するのは、昨年の劇団澤村のゲスト出演以来

第三部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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花のトップステージは群舞踊

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富士美智子のおてもやん
撮り忘れ

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ラストショウ 三味線ブギ
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オリジナルじゃない曲で、一曲の総踊り
まずまずのラストショウといったところ

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最期の口上挨拶&ダブルの三本締め


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芸題 甲州の鬼

<あらすじ>
旅に出た黒駒勝蔵が留守中の黒駒一家では、岡倉一家(澤村蝶五郎)の魔の手が伸びていた
黒駒一家の金次(澤村舞)は、妹のおたま(美月凛)とともに、岡倉の手の者に斬られ死んだ
それを知り怒った勝蔵の叔父貴(紀伊国屋章太郎総帥)は、単身岡倉一家へ乗り込むが、
岡倉に足を洗うとだまされ、酒に毒を盛られ死んでしまう
勝蔵の妻お吉(慎太郎座長)は怒りと悲しみに嘆く
そこへ、甲州の鬼と呼ばれた勝蔵(澤村喜久二郎総座長)が、旅から帰ってくる・・・

<感想>
一幕五場だったと思う、約1時間の芝居
大衆演劇らしい芝居といえばそうなのだが、わっしはこの芝居がもともと好きでない
他劇団でも良く見かける芝居だが、笑いの演出が多いからなのか
今まで笑えたのは、花の三兄弟の甲州の鬼くらいで、笑える劇団は少ない
澤村慎太郎劇団の今回の芝居もほとんど笑えなかった
笑わせることは泣かせることより難しい、と思う
吉本新喜劇や軽演劇などの笑いを専門にしてる劇団に、笑わせることで大衆演劇は勝てないとも思う
よっぽど笑わせることの上手な劇団以外は、この手の芝居には力を入れない方が良いと思う
この芝居、主役が登場するのは最終盤だけで出演時間が短い
まあ、ゲストの澤村喜久二郎総座長に配慮した配役であったともいえる
まずまずの芝居 AⅡ

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芝居終演後の口上挨拶 澤村慎太郎座長
今後の芝居、ゲストの紹介、前売り券販売など

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この日の客席は50人くらいやったやったのでは
昼夜でダブルの大入りが出た
兄弟劇団の澤村喜久二郎総座長がゲストの回であった

第一部 顔見世ミニショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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オープニングは、群舞踊

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顔見世ラスト
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5本25分ほどの顔見世ショウ


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前にも記事にしたが、ときどき喰らいたくなるのが、チャイナすけろくのランチ
私はほとんど、酢豚ランチを頼む
今回は、プラス108円で、白ご飯を半チャーハンに替えた

ちょっとしたサラダとちょっとした果物が取り放題で、コーヒーやジュースも金額に含まれている
腹いっぱいになるので、値段から考えると満足のいくランチ
ただ先日喰らった、白魂の酢豚ランチと比べると、酢豚の味がやはり劣る
中国人がする中華の専門店と、地方のミニチェーンの違いやな
まあ、満足はいった

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先日、七人の侍を映画館で観た
午前十時の映画祭7というのがあり、これは全国的な企画であり、名画座ではなく、ロードショウをしてる映画館で古い映画を上映している
七人の侍は、黒澤明の代表作というだけでなく、日本映画の代表作といっても過言ではないだろう
外国での評価も高く、荒野の七人を始めとする真似した作品も多く存在し、直近では名優デンゼルワシントンが主演のマグニフィセント・セブンも、七人の侍のいわば孫のような作品だそうだ
七人の侍を私は10回以上拝見しているが、やはり映画館で観るのは良い
真っ暗な館内の大きな画面、やはり迫力があるし、集中できる
家のテレビだと、どうしてもテレビの横にある本棚とか机に置いた湯のみとかが目に入り、気が散るからねえ

私の七人の侍との最初の出会いは、小学生ころの日曜洋画劇場、テレビで2週に分けて放映されていた
昼間のテレビで拝見したが、当時の愛媛は朝日系の放送局がなく、南海放送かテレビ愛媛での遅れ放送だったのだろう
小学生なので良く分からなかったが、異様な迫力があったのは覚えている
そして、宮口精二演ずる、一番強い侍の久蔵を好きになった
リーダー勘兵衛はスカウトする際、「己をたたき上げる、ただそれだけに凝り固まった奴」と、副将五郎兵衛に語る
確かに久蔵は強さを追求しニヒルで無愛想だが、集団の中で危険を顧みぬ自己犠牲の精神を持ち、また優しい心根を兼ね備えており硬派で魅力的な人物である

私の二度目の七人の侍の出会いは20歳ころ、池袋の旧文芸坐での黒澤明特集のラスト
黒澤作品2本立てで20本ほどを1カ月近くに渡って上映したのを全部観て、会員限定の招待券が贈られてきて、文芸坐ル・ピリエで観た
ル・ピリエは文芸坐の地下に位置し、普段はアングラ芝居などを公演してた小さな劇場
招待券なので無料なれど、他の黒澤作品は地上の文芸坐の当時日本一の大きさといわれた巨大なスクリーンで観れたのに比べると何十分の一かというほど小さなスクリーンに、いわゆる雨みたいなものが断続的に降る汚い画面、切れ切れで繋いだ画像はとても見にくかった
だが当時は黒澤作品のビデオも出てなかった時代だったので、大変貴重だった
そして、評論家の佐藤忠雄氏の上映前の解説が1時間くらいあったのは、今から思えば本当に良かったことだ

七人の侍は、当初黒澤が企画したものではなかった
当初黒澤は、ある平凡な侍の一日をリアルに撮る映画を企画してた
平凡な侍が平凡な一日を送るのだが、ある失敗をし、それが原因で切腹することになる不条理を描きたかったそうだ
ところが、資料を調べても、普段普通の侍がどうやって登城し、昼飯はどんなものだったのか、分からなかった
リアルな描写が必要なこの映画では、この不明さは致命的で、この企画はとん挫する
あきらめた黒澤は、次に剣豪列伝を作ろうかとなったが、資料はあるのだがこれも映画にするにはいまいち
そのうち、資料を調べていた脚本家の橋本忍が、百姓が侍を雇い野武士から村を守ったという記述を見つけ、報告する
黒澤は、それは面白いじゃないか、と乗り気となり一気に膨らませ、七人の侍ができた
渡世人は、地域地域の一家に草鞋を脱ぎ、男修行をした
侍はどうかというと、道場から道場を渡りながら、剣の修行をした
道場は修行を終えた若侍に、一日分の食糧を渡して送り出したそうだ
だが、歩いても歩いても近くに道場がない地域もある、その場合、寺に泊めてもらい食いつないだ
寺のない地域もある、そこでは、夜盗に悩まされる村が若侍を雇ったという
若侍は寝ずの警備をし、その対価として少量の食糧を得、旅を続けたという
七人の侍は、その記述を膨らませ、さらに、没原稿となった剣豪列伝から、上泉信綱や塚原卜伝、宮本武蔵といったキャラを七人に割り当て、個性豊かな集団とした
七人の侍を面白くした一つの要素として、一番強そうな三船を菊千代という一番弱い侍役にし、一番弱そうな宮口精二を一番強い久蔵にした、配役の妙だ

私の記憶をたどると、そんな講演内容だった
この時の上映を観て、好きになったのはリーダー勘兵衛である
経験を重ねた洞察力と知恵、慈愛に満ちた人柄、圧倒的な統率力
負け戦にばかりに参戦して、城持ちにはなれなかったが、とても魅力的な人物である

そして、ビデオが出て、NHKBSなどでも不定期的に放映されるようになり、私は10回くらい観たわけだが、
だんだん菊千代が好きになってきた
侍の○と百姓のた、の中間の△である菊千代、戦乱が生んだ孤児が生きるために喰い物を求め成長した
菊千代は、百姓のずるさを語りそんな化け物を作ったのは侍じゃないか、と絶叫する
菊千代を好きになったというのは私も年をとり、そういう底辺の気持ちを分かってきたということなのだろう
今回の上映を観ても、菊千代が物語の要、百姓と侍をつなぐ重要な人物というのが分かる

久蔵→勘兵衛→菊千代、と私の興味は変遷するが、子供が憧れる強い男、大人になり始め強いリーダーになりたい、おっさんとなり人生というのは成功者だけではない、埋もれた人間にも人生ってあるのさ、といった感じで私の成長でもあるのだ
ネットを観てると、午前十時の映画祭7の記念講演があり、映画評論家の町山智弘と時代劇研究家の春日太一の講演があった
興味深かったのは、菊千代というのは、最後にできたキャラクターだったとのこと
最初、三船は一番強い久蔵を演じる予定だったが、侍と百姓ががっちりスクラムを組むのがどうしても上手くいかず不自然で、侍と百姓を繋ぐ菊千代をあとから作った
これで脚本が上手くいき、当初の予定を変更し三船を菊千代に割り当てた
佐藤忠雄の話と、だいぶニュアンスが異なり、春日太一の方が得心がゆく

興味ある人は、こちらの画像をクリックください
            ↓

町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座「七人の侍」(前編)


町山智浩が語る20世紀名作映画講座「七人の侍」(後編)


今回の上映では、仲代達也も講演している
当時新人の仲代は、七人の侍に3秒くらい出演している
黒澤が仲代のぎょろっとした目を、見染めたものだが
ただの通行人の侍役、出演は3秒くらいだが、黒澤から歩き方がなってないと駄目だしを喰らい、仲代は1日かけて侍の歩き方の稽古をさせられたそうだ
だが、黒澤の役者を見抜く力は確かで、のちに三船の相手役を務め、後年の黒澤作品で仲代は、主役を務めるのであった
影武者は勝新太郎の代役だったが、黒澤本命作品の乱では最初から主役に配されていた


午前十時の映画祭7 「七人の侍」4Kデジタルリマスター版上映記念トークショー

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三代目澤村千代丸座長を一度だけ拝見したことがあったが、澤村鶴次郎も一度だけゲストで拝見したことがある
たしか天海翼若座長就任公演だった
贈られたタペには、確か兄澤村鶴次郎と入ってたと記憶してる、仲がいいのだろう
あの時は、翼の敵役で重要な役だったが、今回の芝居を観て、若手としてはかなり芝居がしっかりしてると、確信した

第三部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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花のトップステージは群舞踊

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ラストショウ  ライジング
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洋が強い一曲の総踊り
まずまずのラストショウ

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最期の口上&三本締め
ダブルの大入りだったそうだ
千代丸座長はトークを続けたかったようだが、慎太郎座長がほどほどに制した
面白そうだったので、もう少し聞きたかったなあ


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芸題 三日月次郎吉

<あらすじ>
斎藤道場の主、斎藤小角(澤村蝶五郎)は道場の経営に窮し、道場に通う油問屋の若旦那清五郎(澤村雄馬)から金を巻き上げることをたくらむ
最初わざと稽古で負けたふりをし、免許皆伝の腕前だと持ち上げ、清五郎がいい気持ちになったところで、無理やり賭け試合をさせ叩きのめした
清五郎は、財布と実印を盗られてしまい、川に身を投げて死のうとする
そこへ通りかかった三日月次郎吉(慎太郎座長)が、事情を聴き一肌脱ぐことに
斎藤道場を訪れ百両の賭け試合を挑み、大金に目がくらんだ斎藤小角は勝負を受けるが、あっという間に三日月に敗れる
賭けに勝った三日月次郎吉は、斎藤小角から清五郎の財布と実印を取り返してやった
面白くない斎藤小角は、実兄の田原大角(紀伊国屋章太郎総帥)に相談し、三日月次郎吉を宴席に呼び出し、殺害することを計らう
念には念と、鉄砲隊のニワトリ猟師(三代目澤村千代丸座長ゲスト)も用意した
怪しげな誘いだとうすうす感じてはいたが、ここで逃げては男がすたると、三日月次郎吉は宴席に向かう
この計らいを、三日月の一の子分の尾車伝二(澤村鶴次郎ゲスト)も偶然、田原大角の子守女から聞き出し、一計を案じ宴席に駆けつける・・・

<感想>
一幕五場か六場だったろうと思う、約1時間の芝居
初見の芝居、勧善懲悪、市井の三日月次郎吉が悪い侍を打つ、痛快娯楽
三日月次郎吉が大立者で、ツケを打つ演出もあり、大げさな演技が良かった
五尺の鯉、とセリフに出てくるので、幡随長兵衛にも影響されてる芝居のようだ
芝居終盤、ゲストの三代目澤村千代丸座長が登場
奇天烈なメイクでニワトリの真似が得意な鉄砲隊、まあこういうのも大衆演劇なのだが、わっし的には残念
ギャグやアドリブも笑えるほどではなかった
昼夜で配役がえがあったそうなので、昼の方がちゃんとした芝居だったのだろう
まあ、昼夜観劇するファンもいたろうから、飽きさせない配慮だったのではと推察する
わっし的には、ちゃんとした芝居の方が断然よかったな
ということで、途中までなかなか良かったので残念だが まずまずの芝居 AⅠ やな

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芝居終演後の口上挨拶 澤村慎太郎座長
今後の芝居、ゲストの紹介、前売り券販売など

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この日の客席は最初40人くらいやったが最終的には60人くらいかもっとになったのでは
これは夜の部としてはかなり多い
三代目澤村千代丸座長と澤村鶴次郎がゲスト出演した効果であった

第一部 顔見世ミニショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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オープニングは、群舞踊

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顔見世ラスト 三代目澤村千代丸座長
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わっしは千代丸劇団を観たことがないのだが、三代目澤村千代丸座長は一度だけ拝見したことがある
昨年の三代目南條隆襲名披露の若手会の方だったか、まさや時代の現三代目澤村千代丸座長
ゲストが大勢だったので、芝居のセリフはどうしても少なく、舞踊も一舞りしか観てない
今回改めて拝見すると、相当な男前ですな
紀伊国屋章太郎総帥は今でも男前であるが、若い時は凄くきれいだったという
血筋ですなあ


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この日の客席は50人くらいやったろうか、大入りが出た
19日までで大入りは25枚
中盤も終わりとなり、苦戦が続いているが、終盤伸びるとええんやけれど
大入り予想は、40枚

第二部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)
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花のトップステージは、群舞踊

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親空こうじ特別ゲストの歌で、恋吹雪特別ゲストが舞った
曲は済州エアポート、やったと思う

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親空こうじ特別ゲスト、恋吹雪特別の相舞踊
曲は酔歌、ソーラン節入り
神野美伽のやつ、これはオリジナル版より聴きごたえあるええ曲や

2人は若いし、華やかさもあるので、舞踊ショウだけでなく、芝居にも出したらいいのに
ゲストの効果というのは、普段の劇団の芝居に、他人が加わることによって起こる化学反応が観れること
つまり、毎日観てると飽きも来るが、ゲストが加わることがアクセントになるのだ
息があってないので劇団の芝居が壊れる、ということなら、立ち回りで殺される役でもいい
一人でも2人でも増えれば迫力が増す
この日のラストショウでは、捕り手が2人登場するが、捕り手4人になれば、迫力も倍増やで
せっかくのロングゲストなのに、ちょっともったいない気がする

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ラストショウ おさん茂兵衛
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曲は夢の浮橋と言ってたか
劇団梓としては珍しく、芝居調のラストショウで、なかなか良かった
こういう方が印象に残りますな

この日は、抽選会があった
私も、なかなか良いものが当たった
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第一部 芝居 故郷の兄

<あらすじ>
万太郎(梓しげき座長)は、かつてやくざだったが今は足を洗い女房おとよ(梓さくら)と暮らしている
万太郎には、万吉(桂之助若手)という弟がいるが、いまだやくざをやっている
ある日、万吉の娘おみつ(たぶん流星中若手)が訪ねてくる
「万吉はどうした」と尋ねると、おみつはおとっつぁんは死んだと告げる
詳しく聞くと、喧嘩の助っ人に出かけ、敵の助っ人に斬られ死んだという
弟の死を嘆く万太郎だがおみつに、これからは俺がおめえのおとっつぁんだ、と言い抱きしめた
おみつを家の中に入れ休ませていると、足を怪我した一羽の旅鴉が水をくれと訪れる
女房のおとよが水をやると、実の弟の虎太郎(綾小路章花形)だった
久しぶりの再会を喜ぶが、話をしていくうちに、この弟が万吉を殺した渡世人だということが分かる
脇で聞いてた万太郎は、弟の仇を討とうとするが、おみつが体を張って止める・・・

伯父さん(梅若桂之介太夫元)
岡っ引き熊五郎(華月慎)

<感想>
一幕三景、約1時間20分の芝居
大衆演劇の定番で、どこの劇団もやっている安定感のある芝居
劇団梓の特徴としては、万吉女房が登場せず、その役割を娘のおみつが担ってるところだ
一般的には、女房が万吉の骨箱を持って、万太郎の家を訪ねる場合が多い
おみつは、仇討ちの虚しさを問いかけ、万太郎が虎太郎を討つのを止める
自分のたった一人の父を殺されて、こんな言葉が出るのか、と感動的であった
演じたのはたぶん流星中若手じゃないかと思う
流星中若手とおじゃる子役は、2歳くらいの違いだと思うが、体型も似てるので、ごっちゃになっている
今までの芝居でも、おじゃると思ってたのが、実は流星中若手だったのかもしれない
最期は定番の岡っ引きを屠るのだが、劇団梓版では笑いを多くしていた
笑えたのは、この日はコメディーリリーフだった華月慎の芸の確かさである
なかなか良い芝居 GⅢ

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口上挨拶 この日は梓しげき座長~綾小路章花形へリレー
公演のこと、前売り券、劇団グッズ販売など

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第三部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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花のトップステージは群舞踊

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ラストショウ 一本締め
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一曲の総踊り
なかなかのラストショウ

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最期の口上挨拶


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芸題 堅気になれぬ男

<あらすじ>
仁三郎(慎太郎座長)は渡世人の足を洗い今では堅気となり、女房(澤村舞)と2人慎ましやかだが穏やかな生活を送っていた
ある日、仁三郎の家に、元の親分(紀伊国屋章太郎総帥)と子分どもが訪れる
敵対する石毛一家と博打で勝負せねばならない、相手は壺の中が見えるという博打に強い石毛一家若親分菊太郎(南條勇希副座長)
あいつに勝てるのはおめえしかいねえ、仁三郎もう一度だけ博打で勝負してくれねえか
仁三郎は最初躊躇するものの、昔の義理があるので引き受け旅に出た
さて、それをいいことに親分は、仁三郎の女房に横恋慕、力づくで関係を迫る
そこへ仁三郎の兄弟分だった吉五郎(澤村蝶五郎)が割って入り、仁三郎の女房助け、親分と決別する
親分は、仁三郎と吉五郎を恨み、一計を案じ悪だくみをする・・・

<感想>
一幕四場、約1時間の芝居
大衆演劇らしい渡世人の悲劇、最期にはカタルシスがある
途中までは、なかなか良かったのだが、最期の方に笑いが入り一気に冷めてしまった
まずまずの芝居 AⅠ

芝居終演後の口上挨拶 澤村慎太郎座長
今後の芝居、ゲストの紹介、前売り券販売など

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観劇前に喰らった 素うどん


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この日の客席は40~50人くらい、これは夜の部としてはかなり多い
スーパー兄弟の二代目南條隆と、南條勇希副座長がゲストであった
二代目南條隆は、和一心会の会長であり、紀伊国屋章太郎は確か組合の顧問をしてたと思う
片岡梅之助が理事長、三河家桃太郎が幹事長、恋瀬川翔炎が演芸部長兼若手会の会長だったと記憶してる
鹿島劇団の甲斐文太は会長補佐だったと思うが、今は組合を離れているらしい

第一部 顔見世ミニショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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オープニングは、群舞踊
曲は兄弟喧嘩だったか

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顔見世ラスト 二代目南條隆
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3曲に渡り、渡世人に特化した舞踊ショウ
夜の部では、この顔見世ラストだけの登場だった
自分の一座でも、全く出ない日も多い二代目南條隆なので、この長い舞踊は貴重かもしれん
それにしても、いい肉襦袢だったな
二代目南條隆の作る世界感も、迫力があった

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口上では、紀伊国屋章太郎とは、10代か20歳くらいからの長い付き合いだ
前の女房が松山の出身で、両親の墓も松山にある、とおっしゃっていた
南條まさきの著作では、鷹ノ子温泉で公演中の市川ひと丸劇団に、劇団休止中の南條隆と奥さんがミドルで出演し、
まつ毛をレクチャーする場面が描かれている
市川ひと丸(現南條すすむ組長)の親と、南條隆の親の初代南條隆は、同じ南條姓なれど芸道上のつながりはなかったそうだが、南條つながりからか付き合いがあり兄弟分だったそうだ

二代目南條隆と紀伊国屋章太郎は、付き合いが深かったそうで、
二代目南條隆が父の劇団からドロンするとき、かばったのが澤村千代丸時代の紀伊国屋章太郎だった、と本で読んだ

7本35分ほどの顔見世ショウ


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第三部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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花のトップステージは群舞踊 一本釣り

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翔也 黒潮列車
1月の黒潮劇団の公演で散々耳にした曲なれど、原曲を聴くのは初めて
なかなかええ歌やね
黒潮幸次郎座長は、サビのところで必ず声が裏返っていたなあ

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紀伊国屋章太郎総帥歌唱 祝い節
たまには章太郎総帥の、歌唱後のトークも聞きたいですな

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特別ラストショウ 地上の星

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どこからがラストショウだったのか、境界が不明だが、おそらく
慎太郎座長の個人舞踊アメージンググレースのあと、3人が登場してからがラストショウだと思う
魅せられて~地上の星の二曲に渡ったラストショウ
オリジナルでなく男の唄声だったが、ダイナミックで迫力がありカバーとしては秀逸だったのでは
黒い羽は、地上の星に出てくる燕をモチーフにしたものだろう
雰囲気的には、ブラックエンジェル、堕天使
迫力があり、かなり良いラストショウ


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芸題 大石東下り

<あらすじ>
江戸城松の廊下で、浅野内匠頭は吉良上野介に刃傷し、赤穂藩はお家断絶となった
亡き主君の無念をはらすため、赤穂藩の家臣たちは仇討を決意
いよいよ決行の日が迫り、大石内蔵助一行は天野屋利兵衛が用意した武器を運搬し、江戸へ下っていた
~芝居はここから~
三島の宿に差し掛かり、大石内蔵助一行が宿を取る
大石内蔵助(紀伊国屋章太郎総帥)は、関所で怪しまれぬよう禁裏守護職日野家の側用人、立花左近を名乗っていた
ところがその宿に、本物の立花左近(慎太郎座長)が偶然現れる
自らの名を語る偽者に怒る立花左近は、詮議のため大石と対峙するが・・・

神崎与五郎則休 (澤村雄馬)
大石主税 (翔也)
島崎はいと (澤村蝶五郎)

<感想>
一幕三場、約50分の芝居
緊迫感あふれるええ芝居やったな
立花と大石の対峙する場は、慎太郎座長と紀伊国屋章太郎総帥の芝居比べといった感があった
初見の芝居だが、勧進帳で義経一行に富樫が情けをかける場面とテーマが似ている
短めの芝居だが、観客に緊張を強いる演出なので、長く感じた、つまり密度が濃いということ
冒頭の場は、宿の女中を演じた富士美智子がコメディーリリーフで笑わせていた
前回に続き今回もかなり良い芝居 SⅡ

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芝居終演後の口上挨拶 澤村慎太郎座長
松山の公演について、今後の芝居、ゲストの紹介、前売り券販売など

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この日は日曜、客席は50人くらいとまずまず入っていた
休みだったわっしは、松劇と奥劇どちらにしようか、と迷うところだが、
松劇が大石東下り、奥劇が三下仁義ときては、迷う余地なく松劇に行ったというわけだ


第一部 顔見世ミニショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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オープニングは、群舞踊

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顔見世ラスト 歩
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♪歩のない将棋は負け将棋、ええ曲やなあ

5本25分ほどの顔見世ショウ


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この日の客席は、40~50人くらいだったか
芝居の日というのもあったが、夜の部としてはかなり多かった
昼夜でダブルの大入りが出た
累計の大入り枚数も、けっこう出てる

第三部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)

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花のトップステージは群舞踊

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ラストショウ 無条件
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大衆演劇で大人気の曲
まずまずのラストショウ
喧嘩屋とくれば、観なくっちゃならない
澤村慎太郎劇団の喧嘩屋五郎兵衛には、朝比奈藤兵衛がでないという
朝比奈は、五郎兵衛と同格かそれ以上に見せ場の多い役だが、出ないというのはどういう芝居になるのだろう

特別通し狂言 喧嘩屋

<あらすじ>
一代で街一番の一家を築き上げた喧嘩屋五郎兵衛(慎太郎座長)は、大立者なれど顔に醜い火傷の痕があり、女とは縁が無かった
ある日、八百屋の藤助(澤村蝶五郎)が一家を訪れ、
伊勢屋のお嬢さん(未来志乃)が五郎兵衛親分に惚れて嫁になりたいと言うてます、と言う
最初、相手にしなかった五郎兵衛だが、八百藤の話を聞くにつれ大いに喜び
藤助、この話を是非勧めてくれい、すぐに結納金を届け近々仮祝言を行おう
と言い、もし人違いでこの縁談が破談になったら、どうするのか、と問うた
はっはは、もし人間違いならば自分のこの首を差しあげましょう、と八百藤は言い残しお嬢さんの待つ自分の家へと帰っていった
さて、五郎兵衛は一家に草鞋を脱いでる関東やくざの伊之助(澤村雄馬)を呼び、
結納金を持って先方に届けてきてくれい、と命ずる
親分の意を受けた伊之助が八百藤の家に行くと、なんと伊勢屋のお嬢さんは、五郎兵衛でなく伊之助に惚れたのだ、と言う
お嬢さんのこの勘違いが、のちに悲劇をもたらす・・・

<感想>
二幕五場、約1時間40分の芝居
大衆演劇の中でも、有名な特選狂言
澤村慎太郎座長の五郎兵衛は、恐ろしく怖かったところに特徴があった
朝比奈藤兵衛が登場しないので、朝比奈の長い独り語りは五郎兵衛が担っていた
今回の五郎兵衛は、播州の侍の出で顔のやけどが原因で出奔し大坂に出てきたということになっている
朝比奈は、五郎兵衛のストッパー役でもあるのだが、最期の立ち回りの場では、意外な人物が五郎兵衛を思いとどまらせる
私は、奇をてらわずオーソドックスな芝居が好きなのだが、今回の喧嘩屋は良かったねえ
ああいう結末もあるのか
あとの口上で、慎太郎座長が言ってたが、このバージョンで芝居するのは2回目だそうだ
それにしても澤村慎太郎座長は、大熱演だったなあ
かなり良い芝居 これは SⅡ やな

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芝居終演後の口上挨拶 澤村慎太郎座長
松山の公演について、秋祭りについて、今後の芝居、ゲストの紹介、前売り券販売など

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この日の客席は40~50人くらい
10日までで大入りは14枚くらいやったか
この日は、特別ゲストの華月慎が不在であった

第二部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)
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花のトップステージは、群舞踊

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ラストショウ 乱の舟唄
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一曲の総踊りでまずまずといったところ
劇団梓のラストショウは、3人が多いが、3人は寂しげでもある
座員はいるのだから、もう少し人数をかけて欲しいところ
まずまずのラストショウ


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第一部 芝居 雪の夜話(よばなし)

<あらすじ>
三千石の旗本、松平家では、先代の殿の娘雪江(梓さくら)の横暴が目立っていた
あまりに酷いので小者たちは次々と辞めていき、雪江は入り婿である夫の父(梅若桂之介太夫元)を虐め抜いていた
入り婿である新吾(綾小路章花形)は、元は百姓だったが、鷹狩にきた先代殿様の命を救ったことで侍に取りたてられ、真面目な働きぶりと、お嬢さんの雪江から見染められたことで入り婿となっていた
ゆえに雪江には頭が上がらず、実の父をないがしろにしていた
そんなおり、島流しになっていた、弟の新次郎(梓しげき座長)が御赦免となり帰っきて悲しみの父と対面する・・・

<感想>
一幕三景、約1時間20分の芝居
劇団梓は3回目の観劇となるが、毎回1時間20分ほどの長い芝居
芝居にこだわりを持っている劇団なのだろう
今作では、新吾と新次郎の父を演じた梅若桂之介太夫元が芝居の要となる
梅若桂之介太夫元は涙を流しての熱演
はまり役とも言えるのだが、元々絞り出すような声なのを、さらにこの役のために声を絞っているので、聴きとりにくかった
また長い芝居は歓迎なのだが、大きな事件とかは起こらないので、途中退屈なところもあったか
最期に雪江が改心するのが、唐突すぎる感もある
私は劇団梓の真面目な取り組みに好感を持っているが、今作は演出をもう少し工夫していただければ、もっといい芝居になるだろう
なかなかの芝居 AⅠ

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口上挨拶 梓しげき座長
公演のこと、前売り券、劇団グッズ販売など

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