元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
2月11日劇場近くのビジネスホテルいな里に宿泊し、明けて12日朝杵築市観光をしたわっしは、コンビニのおにぎりなぞパクつきながらバタバタと鹿島劇団の公演と向かったのであった

第一部 芸題 夜鴉源太

<あらすじ>
渡世人の夜鴉源太(鹿島順一座長)が、常陸の町に帰ってきた
この町で評判の悪い按摩の親分(市川雀之助)に、旅の新吉(真神響一)が絡まれているのを見てこれを助ける
事情を聞くと新吉は、渡世人となり故郷を飛び出した兄を探す旅をしていて近江の国から出てきたが、路銀が尽き按摩の親分からイカサマ博打で団子をせしめ咎められていたのだった
よし俺は顔が広いのでおめえの兄貴を探してやるよ、と源太は約束し、新吉にいくらかの宿代を渡した
この時、源太にぶつかる男がいて、見ると兄弟分の清吉(花道あきら)だった
清吉は盲となっており、2人で旅をしてた時、博打場で稼いでくると宿を出た源太を待ったが帰ってこないので、清吉は源太の分の宿代も働いて返し、いきさつがあって盲となってしまい源太を恨んでいた
源太にも事情があり、博打場で稼いで金を手にしてたのだが、お上に踏み込まれ捕まりそうになり、ほとぼりが冷めたのを見計らい宿に戻ったが、清吉はすでにいなくなってたことを話す
2人は和解して、とりあえず清吉の家で一緒に暮らすことにした
清吉には親切にしてくれる隣の娘さん(春日舞子)がいて、所帯を持とうと考えていたが、盲なのでどんな顔か見てくれという
源太が見ると、ひどく不細工な娘で、清吉は所帯を持ちたくないという
清吉を好きな娘はあきらめなかったが、最期は怒って出て行った
そして按摩の親分が、人斬り(甲斐文太太夫元)を雇い源太と清吉の命を狙う・・・

<感想>
一幕三場、1時間10分くらいの芝居だったと思う
人情喜劇で笑いは豊富、特に不細工な娘を演じた春日舞子はパワー全開、客席は少なかったが笑いの渦だった
アドリブとかに頼らない台本にそったセリフなのだろうが、ひとことひとことがとても笑えた
落語でも名人上手という人は、奇をてらったギャグなぞいれなくても、物語の中でちゃんと客席を笑わせる
セリフの表現がとても的確ということなのだろう
3年前に拝見した、会津小鉄の女房を演じた春日舞子、なんと上手な女優だろう、と凄味さえ感じたが、
今回初めて観た喜劇の芝居も、無茶苦茶うまい、何を演じても上手い役者さんだなあ
渡世人の人情喜劇なのだが、最期きちんと泣かせるのは鹿島劇団の実力だろう
重たい芝居が良くて好きになった鹿島劇団だが、今回のような人情喜劇もええな
今作の主人公源太は、義には強いが情けにゃ弱い渡世人としては決して出世するようなタイプではない
最期の場面では大酒を飲み足元がおぼつかないので、たすきを太ももに巻き、竹足のようなかっこうで手で足を引っ張り上げながら、清吉を助けに走る姿は滑稽
でも何か心に残る人物、三代目鹿島順一はこういう少しおバカなキャラを演じるのも上手くあたり役なのかもしれない
真神響一くんも頑張ってた
かなり良い芝居 S級Ⅱ 関脇


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口上挨拶 三代目鹿島順一座長
前売り券販売、座員紹介、今後の芝居など
夜鴉源太には人斬りの弟が出てくるが、自分も子供のころは演じてました
今回は11歳の真神響一がいるので弟で演じたが、役者が大きくなってしまっては弟でなく、妹という設定にする
妹ということなら、ある程度成人した役者でもこの芝居に合うから、
そんな話が聞けた


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今回の土日の大分遠征、当初の予定では昼にきつき衆楽観、夜にヤングセンターと梯子観劇するつもりだった
ヤングセンターには、千代丸劇団が乗っており、4月の地元松山劇場公演の予習を兼ねておきたかったからだ
ところが、きつき衆楽観に電話すると、土日は夜の部があり、芝居の外題も違うという
となれば、きつき衆楽観に特化した遠征というのは、必然
なんせ、約3年振りの鹿島劇団の観劇となるし、個人的に確かめておきたかったことも多かった
千代丸劇団は、4月の一ヶ月公演でゆっくり拝見できるのだから、あたりまえといえばあたりまえですわな

第二部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)
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花のトップステージは、三代目鹿島順一座長

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三代目鹿島順一座長の歌声は、三年振りに聴いたがずいぶん上手くなってたな
失礼な話三年前はあまり上手でなかった印象で、こんなに上手くなってるとは驚いた
とはいえ、お父さんは無茶苦茶上手いし、松丸家のいとこたちもかなり上手い
25歳の三代目鹿島順一座長には、まだまだ伸びしろがあるので芝居とともに歌も極めて欲しいですな

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ラストショウ 嗚呼新撰組
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3曲ほどに渡ったラストショウ
私は、正直言うと舞踊ショウが苦手で長くない方がいい
しかれども、舞踊ショウを最期まで観て帰るのは、ラストショウは見たいからだ
鹿島劇団の土日の公演のように、舞踊ショウの中にラストショウ級を数本入れるのは、わっしの好み
さて、今作のラストショウは、沖田一番隊隊長(鹿島順一座長)が浪士から京の芸者(春日舞子)を助けるも、咳で咽びピンチになったところを、鬼の土方副長(甲斐文太太夫元)が登場しこれを助ける
そんなストーリーで、赤い隊服は座長のオリジナルだそうだ
かなり良いラストショウ


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