元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
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劇団美川 寸評
浪花の玉三郎の謳われた、美里英二の流れを汲む劇団で一度は観ておきたいとわっしは思っていたのだが、地元松山の劇場に10年ぶりに乗ってくれたのは幸いだった
芝居は良かった、石松閻魔堂の最期、喧嘩屋五郎兵衛、三浦屋孫次郎といったわっしが好きな重たい悲劇を見れたが、どれも素晴らしいものだった
劇団美川の、芝居に対する心意気というのが感じられた
役者はそろっている
美川慶二座長を始め、美川麗士総大将レジェンドと妹であり座長の嫁の美川竜
重たい芝居がとても上手かった
そして、吹雪舞、容姿端麗で芝居も舞踊も上手なベテラン役者が、脇を固めるのでいい芝居になる
存外、座長の血族以外に、こういう三拍子揃ったベテラン女優がいる劇団は少ないのではなかろうか
歌留多も芝居が上手く劇団美川を支える一本の柱だったが、退団したのはとても残念だ
これだけ役者が揃ってて、芝居のいい劇団美川なれど、観客動員では苦労してた
うーむ、芝居が良いイコール観客動員が多い、ではないことは分かってはいるのだが、なんとも申し訳ない気持ちだ
ま、長谷川劇団の長谷川武弥座長が言った通り、若いイケメンの兄ちゃんが劇団に多いと客が来るし、少ないと観客は来ない
というのは正しいなあ、とわっしは実感した
まあ仮にイケメンの役者が入らないとしても、劇団美川には、たくさんの子役たちがいる
彼らが成長したとき、また劇団美川に黄金期が来る予感
鍵を握るのは、5歳の男の子、麗士ジュニアだろう

劇団正道 寸評
劇団正道は家族劇団である、役者の数は少ない
芸達者な長女司春香副座長と、男前の司大樹座長の実質二枚看板
2人を支えるのは両親で、司伸次郎総帥は芝居が上手く悪役など上手だが、おっかさんはさほどでもない
ゲストで出てる美理剣さんもいるが、剣友会の所属で大衆演劇の役者ではない
悲劇的芝居においても、笑いに走る傾向があり、わっし的には残念だった
とはいえ、家族劇団には家族劇団のほのぼのとした良さもあって、そういうのが好きなファンには良いだろう
松劇も2月は観客動員で苦労してたが、劇団正道も奥道後は団体客が多いわりには苦労してた印象
わっしは都4兄妹の芝居がとても好きなのだが、都京太郎が司京太郎という名で修行した司劇団に期待が大きかっただけに、ちょいと残念な印象はぬぐえない
まあ、子役の司正樹が成長すれば、看板が増えるので、将来に期待したいと思う

鹿島順一劇団
観劇記にかなり記したので、短くまとめる
25歳の三代目鹿島順一座長、両親である甲斐文太太夫元、春日舞子、3人とも芝居が上手く名優だ
名優が3人もいるので、いい芝居になる
座長の座右の銘は全身全霊で、それが舞台に現れている


2月の芝居 ベスト5

1位 三浦屋孫次郎 劇団美川

2位 夜鴉源太 鹿島順一劇団

3位 石松の最期 劇団美川

4位 赤垣源蔵 鹿島順一劇団

5位 浅草の灯火 劇団正道

次点 相撲つねと大五郎 劇団正道


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