元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
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9月3日のプログラム


顔見せミニショーが終わり、10分ほどの休憩をはさんで芝居の幕があいた

芝居の演目は、中山七里
演目のことを外題という場合もあるそうだ
松山劇場では、芝居を狂言と表している

さて、中山七里

料理屋を営む主人公政吉(おもちゃ座長)夫婦の元へ、ある男が訪ねてくる

主人公政吉は、かつてやくざをしており、ある男はかつての兄貴分だった

元の兄貴分の話はこうだった
組同士の勢力争いで、うちは厳しい状態だ
お前がこうやって堅気の仕事を営んでいれるのも、かつての親分がきれいに足を洗わせてくれたおかげだろう
ならば、その恩を返すために、敵対する組の親分を、切ってくれ

最初政吉は、今は堅気だからと拒否するが、渡世の義理には逆らえず、刀をもって切り込みに行く

ところが、元の兄貴分のねらいは、政吉を討ち死にさせ、店と政吉の女房を自分の手にいれることであった

どうせ生きて帰ってこねえだろうと、元兄貴分は、政吉の恋女房を手籠にしようとするが、政吉の女房は包丁を手に振りまわす
思わぬ抵抗を受け、はずみで女房を包丁で刺してしまい店をあとに

一方、政吉
困難な敵の親分の首を打ちとり店に戻る
店は一変しており、今わの際の女房から、犯人は元兄貴と聞き、怒り心頭

息を引き取った女房に「お前の仇は必ずとるぞ」と堅気の生活を捨て、元兄貴分を追って旅に出る一羽の鴉

それから数年がたち、旅先の茶屋の前で体を悪くした女をと出会うと、なんと死んだ女房に瓜二つ
この女は全くの別人で、自分の亭主を探す旅をしており、体を悪くしていたのであった

彼女の亭主を見つけると、誰かに追われている
追ってるのは、まごうかたなき恋女房の仇、元の兄貴分

夫婦を逃がし、主人公政吉は怒りの長脇差の鞘を払うが・・・・


中山七里は、また旅もので名をはせた長谷川伸の作品だそうである
瞼の母とか、沓掛時次郎とか有名

おもちゃ劇団の演出は、ちょっとあっさりしていた
元兄貴分に言われ、敵対する親分を殺しに行く場面でも、恋女房の敵をうつ場面でも、あっさりしてた
おもちゃ劇団が、大阪系だからなのかもしれない

九州系なら、同じ場面でも、いわゆる山をあげる、間をたっぷりとり、情感を高めどかんと切り倒すと思うが、
これは、大阪系と九州系の違いなので、私が後者が好みということか

たとえて言えば、醤油らーめんと豚骨ラーメンとどっちが美味いかという答えを求めるようなことであって、どちらが優秀というのではなく
食べる側が、どちらが好みかに過ぎない

二代目おもちゃ座長は、あっさりと元兄貴分とその手下3人を、なで斬りにした
その演出、私はもっとしつこくしてほしいと不満は残ったが、
切り倒した後、半紙数枚で長脇差の血糊をぬぐい、パッと劇場の天井に向け投げ捨てた
半紙数枚は、ひらひらと地上の舞台に落ちてきて幕となった

あっさりしすぎで不満だった私だが、
「なんじゃこりゃ。格好いいではないか」
と思った

初代おもちゃ座長から相続した型なのかな

私は、二代目おもちゃ座長がいる間、もう一度松山劇場に行きたいと思ったのである

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おもちゃ座長の、芝居終わった後の口上
この日は芝居の日で割引だったのだが、また明日からもきてくださいね、といった内容
芝居の解説なども行われた


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