元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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2015年1月4日日曜日、この日が私の奥道後劇場での、今年初めての観劇となった

おおみ劇団で、私は23劇団目、通算47観劇目となる
女座長は、先月の満劇団の大日方皐扇座長に続いて2劇団目となる
大日方皐扇座長はかなりきれいな女優だったが、おおみ悠座長も勝るとも劣らないきれいな女優であった
偶然だが背格好も似てるね

さて、今回のおおみ劇団の公演で是非見たい役者がいた、それは水希咲哉
この役者は、私が一番好きな鹿島順一劇団出身で、春大吉という名前だったそうだ

梨野礫氏のブログに、「おおみ劇団」・《花形・水希咲哉は「役不足》 という記事があり、
昨年から大衆演劇を観劇し始めた私には、鹿島時代の春大吉を知る由もないが、いったいどんな役者なのだろうかと、以前から興味があった
自分の目で、確認したかったのだ

梨野礫氏のブログ記事はこちら → 大衆演劇《鹿島順一劇団》見聞録

それはさておき、この日は、正月休み最後であり日曜日であった
おおみ劇団にとっては、座付客というか松山の大衆演劇ファンのハートをがっちりつかまねばならない勝負日である
勝負日にふさわしい、特別狂言、特別ショウがプログラムされており、結論から言えば、おおみ悠座長始め座員の皆さんの熱演のおかげで、かなり満足できる内容だった

第一部 特別狂言

外題 若き日の会津の小鉄

<あらすじ>
花会で、恥をかかされた高坂仙吉(おおみ悠座長)は、弟分と二人で名張屋新蔵(三花れい副座長)に果たし合いを挑むも、返り討ちにあう
弟分は殺され、己は小指を切り落とされ、額を割られる
仙吉には盲の妻お吉(おおみ美梨)がいたが、家に義理の姉(大川まち子)が訪ねてきて、
名張屋新蔵に恥をかかされたままなら、お吉を実家に連れて帰るよ、名張屋を殺してきな
お吉も名張屋とのいきさつを知っており、白装束を用意しており高坂仙吉に着せる
さらには、仙吉の愁いを無くすため、お吉は自らの胸を短刀で刺して死んだ
深い悲しみの仙吉は、お吉の首を白布に包み、背に南無妙法蓮華経と入った白装束で、死への旅
一人、名張屋一家に殴りこみをかけるのだが、そこには意外な結末が待っていた・・・・

<感想>
会津小鉄と名張屋新蔵などの外題で、特選狂言などで見かける芝居
奇しくも私は、三代目鹿島順一劇団で見た芝居だ
鹿島劇団版は、昨年観た芝居の中で5本の指に入る、素晴らしい出来の芝居であった

さて、おおみ劇団版の若き日の会津の小鉄、結論から言えばかなりよかった
MR.BOO氏風に言えば、二塁打やれる、といった感じで、満足のいく出来栄えだった

鹿島版とほぼ同じ内容であったが、若干異なる部分を記述する
まず、最初の場で、仙吉と弟分対名張屋の剣劇が、鹿島版では圧倒的に名張屋(甲斐文太)が強く巨大な敵という描き方だったのに対し、おおみ版では仙吉がけっこう善戦していた
次に、鹿島版では名張屋の娘を仙吉に嫁にもらってほしいとなっていたが、おおみ版では名張屋の妹となっていた
これは、鹿島劇団が名張屋と仙吉を演じた甲斐文太と三代目鹿島順一にまさしく親子の年齢差があるのに対し、おおみ劇団では三花れいとおおみ悠に、それほどの年齢差がないことにゆえんするのだろう

そして、宮本むさくるしと佐々木こじきが名張屋の妹を襲う場
この芝居で唯一笑える場面だが、鹿島版がわりとあっさりしてたのに対し、おおみ版はかなり念入りに時間もかけて描かれた点が異なる
宮本むさくるしは、水希咲哉が演じており、彼が中心となって笑いを起こしていた
かなり脱線して、アドリブが入ったり、ダチョウ倶楽部のギャグが入ったり、鬘が脱げたりしていた
私としては、この芝居にそこまで笑いが必要かなとも思うが、私もけっこう笑えたし、客席はかなり受けていた
まあどちらが正しいというのではなく、どちらの演出が好きかというところだろう

最後、名張屋一家の場では、役者が二役演じてて子分が4人いた
宮本むさくるしの水希咲哉も、何気ない顔をして子分を演じてたし、おおみ達磨は、仙吉の弟分、佐々木こじき、名張屋子分の三役を演じてた
だから最後の場面では、7人が舞台に出てたので、これは良かった
おおみ劇団は、子役も含めて10人の一座なので、7人登場は総出演に近い
座員の人は大変だったろうと思うが、見る側からすると、最後の場面に名張屋の子分が4人いて総勢7人で終幕というのは見栄えがしていい
おおみ劇団の、熱演と工夫が感じられた

役者で良かったのは、まず見せ場の多い名張屋の三花れい副座長、次に仙吉のおおみ悠座長
そして、盲の妻を好演したおおみ美梨、笑いを一手に引き受けた水希咲哉花形
大川まち子も出番は少なかったが、うまい役者だと私は思った

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画像は、芝居終了後の口上挨拶
座長が壁の塗り替え中とのことで、大川まち子が口上代演
一周だけ回らさせてもらいますと前売りが売られたが、手を上げた客のとこに売りに行くだけといった実にあっさりしたもので、私は好感を持った
大川まち子さんは、とうが立ってるけど喋ると品があっていいね、こちらも好感を持った

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旧奥道後ホテル入口、立派な松飾

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普段は劇団に贈られたビールなどが飾られている舞台袖に、三方に神饌が供えられていて、正月が演出されていた

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おおみ劇団の大入り袋なんと11
初日、二日目でこれほどとは驚きだ、基準は分からないけれど

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粗品的に、希望者は先着でおひとり様一つと置いてあったカレンダー
まあ、おそらくエクセルで作ったと思われる品だが、こういう劇団オリジナルの品を無料でもらえるのはうれしいよね
私はうっかりしててもらえなかった

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初日から今後の予定


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