元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
大阪での印象の通り、伍代孝雄はやはり芝居が上手かった

第二部 芝居
外題 雁金文七

<あらすじ>
浪花の街、やくざ渡世で名を売る雁金文七(すすむ座長)には、妹のお袖(祐矢女形)がいた
お袖には、互いに好きあって将来を約束した武家の若君がいた
ところが、若君の家の殿様から拝領した家宝が盗まれ、このままではお家断絶、若君は家宝を探す旅に出てしまい、無事家宝が戻るまで結婚どころではなくなった
そのことをお袖が勤める料亭の女将(小夜子)から聞いた雁金文七は、俺がなんとかしようと一肌脱ぐ
家宝を盗んだのは、評判の悪い番外一家の熊五郎親分、しかも家宝を質に入れていた
文七は、兄貴分である雷の庄九郎(京太郎)の協力を得て一芝居打ち、熊五郎親分から家宝の質札を取り上げた
これでお袖は嫁入り出来る、まずは一安心と、料亭でひとっ風呂浴び、一杯飲んでいると、
熊五郎親分は、文七とお袖の父親である虎(伍代孝雄)に、お袖を嫁に欲しい、一家に連れてきたら50両やると約束する
碌でもない父親の虎は、金に目がくらみ、嫌がるお袖を拉致し紐で縛り、熊五郎のところへ向かう
それを聞いた文七は、一大事と虎とお袖のあとを追って飛び出していく・・・

<感想>
これは、なかなかいい芝居でござんしたねえ
伍代孝雄は、うまい、相当な芸達者だった
伍代が演じた、虎という役は、憎たらしい嫌な父親だった
金に卑しく性格も悪く、親に逆らえない文七の額を割り、おい刀の柄を握ってどうするんだ、育ててやった恩を忘れたか、ワシを殺せば親殺し、ただの人殺しより刑罰が重いぞ、さあやってみろ
みたいなことを言い、意地の悪さ全開であった
このくらい念を入れて悪役を演じたら、それだけ主役の文七が光るねえ
浪花言葉も流調で、他の役者から浮いてしまうほどだった
最終盤、伍代孝雄と三条すすむ座長が繰り広げた舞台は、この芝居屈指の名場面、すごい舞台であった

<追記>
ネットで調べると、雁金文七という人物とその一派は実在したそうで、浪花五人男と呼ばれ恐れられたそうだ
ならずものの彼らは悪いことばかりして処刑されたそうだが、この人物をモデルにした浄瑠璃や歌舞伎が元禄の当時は、上演されたそうだ
「雁金五人男」「男作伍雁金」と呼ばれるものがその作品だそうで、頭の雁金文七、案の平兵衛、極印千右衛門、雷の正九郎、布袋の市右衛門の五人が登場するらしい
劇団武る版の、雁金文七とは、若干違う内容のようである

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座長口上挨拶

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明日の芝居は、神崎与五郎東下り
昨年の5月に三代目鹿島順一劇団で観た、神崎与五郎則休は、赤穂義士もので百姓の兄と死に別れる悲劇、素晴らしい芝居であった
三条すすむ座長の話では、神崎与五郎東下りは、赤穂義士ものだが楽しい芝居だと言う、うーむどういうことなのだろう、、さてどうするか


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