元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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これは、素晴らしい芝居でした
春陽座には、いい舞台をありがとうござんすと、お礼を言いたい

第二部 特選狂言 夢の中の親子

<あらすじ>
三州岡崎に、三河家という立派な旅籠があった
三河屋の娘(みさと)が赤子を産んだが、その相手が分からず、女将(真緒)は困っていた
しかも、娘は産後の肥立ちが悪く、頭がおかしくなっていた
ある日、やくざ者の長治(かずま座長)が三河屋に宿泊すると、勘違いから赤子の父親と間違えられる
三河屋の女将は、やくざをやめて真面目に働くのなら娘と一緒にさせてやる、と言う
身に覚えのない長治は、初めて会った女なんぞと一緒になどなれないと断る
それならば、やくざものの赤子なんかお返しすると、生まれてまもない赤子を押しつけられる
長治は頭にきて、
よーし分かった、赤子は連れて行く、その代わりあとで間違いでしたと連れにきても、絶対に返さねえがそれでいいなと、宿をあとにした
7年の歳月が過ぎた
長治は、子供のために堅気となり、飯場で橋の工事の人足をし、子供を育てていた
貧しいながらも子供を可愛がり、すくすくと育った子供も「ちゃん」と慕ってくれている
そこへ、三河屋と、娘と夫婦となった若い代官(心座長)とが訪れ、
あのときは間違いをしてしまい申し訳なかった、自分たちの子供を返して欲しいと訪れる・・・

<感想>
この芝居は良かったねえ、涙が出た、いやーあれは泣くわ
1時間35分に渡った長い芝居、昼一ロングふれあい公演に相応しい、素晴らしい芝居でござった
1幕2場の芝居なのだが、1場の三河屋は、15分~20分ほどだった
その後、長い長い飯場小屋前の2場目が演じられた

この芝居、私は先月の劇団武るで観た、外題は長崎の夢
比較して考えてみたい
武る版も、良い芝居だったのだが、春陽座版は、泣かせが徹底していた
武る版は、泣かせの芝居が上手な三条すすむ座長の熱演で良い芝居となったのだが、春陽座版は、
主役のかずま座長だけでなく、親方を演じた澤村新吾責任者、子供を演じた子役の煌馬にも大きな見せ場があり、
三人がかりで泣かせの芝居をしている
野球で例えれば、武る版がエース一人で完投したのに対し、春陽座版は3人がリレーし連携して投げたといった感じなのだ
三位一体攻撃というか、三本槍というか、三段突きというか、そういう演出上の違いがあった
さらに、春陽座版は一番最後の別れる瞬間のシーンにも、実に凝った演出をしている念の入れようだった

澤村新吾責任者は初めてみたが、涙を流しながらの熱演で良かった
思ってたより若い、もっと舞台で見たいねえ、一の線の親分役なんか似合うねきっと
そして、何といっても子役の煌馬、素晴らしかったねえ
小学3年生というが、別れの場面ではボロボロ泣きながらの熱演、拍手喝さいでござんす
もちろんかずま座長も良かった
いやあ、良い芝居をありがとうござんす

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芝居終演後の、心座長口上挨拶
本日の「夢の中の親子」、よかったでしょうか、女のお客さんは遠慮せずにどうぞ化粧の方直してくださいね
明日の休みを挟んで、明後日は「江戸の夢」です、笑えてきれいで最後はほろりとする芝居ですよ
まあ、今日のような泣ける芝居もいいとは思うんですけど、松山のお客さんは、明後日の芝居が一番喜んでくれるんじゃないかなあ
是非、休み明けにもきてくださいねえ、とのこと

心座長の話に、私は「おいおいw」と心の中で突っ込みを入れた
「今日の芝居が一番いい芝居」と昨日言ってたのに、次回が一番喜ぶ芝居とはw
ちょいと口が過ぎてる気がしないでもないが、これだけの芝居を見せてもらえば、御愛嬌でござんす

後半は心座長からまこと花形へ口上のバトンタッチ
まこと花形の口上は、レアだそうだ


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ありがとうござんす
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