元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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小林劇団は、三兄妹に華やかさがあり芝居もうまいので、必ず水準以上の芝居となり、観に行くのに安心感がある

第一部 芝居 海の狼

<あらすじ>
文蔵一家の若親分(真座長)は、渡世人のくせに女のようになよなよとしており、しかも酌婦の菊丸(寿子)に入れあげていた
菊丸には文治(長女真佐美)という弟がおり、彼は文蔵一家の子分であり、若親分を菊丸と引き合わせたのも文治であった
若親分に男らしくしっかりしてもらわねばと考えた文治は、姉の菊丸に別れるよう説得
菊丸は若親分を好いており、最初拒絶したが文治の説得により、若親分の将来を考え身を引くことにした
料亭で菊丸は、若親分を前にして一芝居打つ
嫌いになったから別れたいと嘘を言い、まむしとあだ名される悪い親分と一緒になると言う
ところが話がこじれ、若親分はまむしの親分(隆次郎総責任者)に額を割られる
若親分は、菊丸と文治を憎んだまま旅にでた
3年が過ぎた
文蔵一家の留守を預かる代貸の与吉(直行副座長)は、縄張りを狙うまむし一家から嫌がらせを受けていた
そんなある日、板子一枚下は地獄と呼ばれる海で修行した若親分が、海の狼と呼ばれる立派な男になって帰ってきた・・・

<感想>
二代目でひ弱な若親分が、旅で男を磨いて帰ってきて、悪い一家に復讐するという、成長物語である
このテーマを扱った作品としては、例えば、江戸の朝霧などが思い浮かぶ
今作は、他の一家に草鞋を脱ぐのでなく、海で修行をしたという点と、最終盤に思いもよらない悲劇が隠されているという点に特徴があった
誤解と邂逅、良い人物と思われた奴が実は悪い奴だったりと予想を裏切り、観てて飽きさせない芝居となっている
小林劇団は、真座長たち三兄妹は華やかで芝居もうまいし、前座長お二方もバリバリの現役なので、良い芝居になる
最後、三兄妹で見得を切るシーンなどは、実にかっこ良かった
悲劇にも笑える個所を必ず設けており緊張を緩和させてくれるが、愁嘆場でも笑いを入れることがあって、私なぞはそこで集中が途切れることがある
小林劇団のスタイルなのか、奥道後劇場のお客に合わせての演出なのか定かではないが、
芝居の主題がぼやけてしまう気がして、愁嘆場は悲しいままで演出してもらうといいのになあ、とそこだけが残念だ

なかなか良い芝居であった
星三つ半☆☆☆△★


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芝居終演後の真座長口上挨拶
明日は女形芝居で、外題 お役者変化
明後日の日曜日は、鬼あざみの清吉、1時間40分ほどの長い芝居です、とのこと

お役者変化は、真弓リーダーが、昭和54年今治市民会館で小林劇団二代目座長就任披露の座長大会で演じた芝居だと本で読んだことがある
小林劇団が、長年大切にしてる芝居だろう
オリジナルカレンダーのプレゼントもあるというから、注目ですな


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奥道後の桜は散ったが、これからツツジやサツキの時期がやってくる
画像は温泉脇のツツジとサツキ、一部咲いてた
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