元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
第二部 芝居 戻り橋

<あらすじ>
時は明治の頃
戻り橋のたもとにある、老女(大蔵扇雀)が営む甘酒の屋台で、二人の娘が乱暴者たち(大介総座長、友也)に絡まれていた
それを、一人の邏卒(秀吉座長)が諌め、乱暴者は立ち去った
邏卒は、老女の息子で、おっ母取り締まりに行ってくるから、とまた出かけていった
入れ替わるように一人の男(紅あきら会長)が屋台を訪れ、老女に甘酒を注文する
ショウガがたっぷり入った甘酒を飲んだ男は、老女に
こんなに美味い甘酒は初めてだ、こんな人通りの少ないとこはやめて、賑やかな浅草にでも場所を替えてみたらどうだい?
と問うと、老女は、
いえ、私は戻り橋を離れるわけにはいかないのです、と答えその理由を語り始める
昔のことですが、前の夫との間にできた子供が、戻り橋で行方知れずとなってしまったんです
今では生きてるのやら死んでるのやら分かりませんが、もしかしたらいつか会えるかもしれないと、ここで屋台を出してるんです
子供の名は、時次郎というんです
その名を聞いて男は、あっと驚き、思わず手に持ってた甘酒の椀を落としてしまう・・・

<感想>
一幕一場、約50分の芝居
母恋い物で、どことなく木鼠吉五郎を想起させる話である
私は以前、この芝居を劇団飛翔の恩愛涙橋の外題で観たことがあった
だが、演出や物語のテイストは、だいぶ異なっている
飛翔版はいかにも大衆演劇、という演出だったのに対し、紅版は、大衆演劇らしくない実に凝った演出となっていた
主演の2人、あきら会長と大蔵扇雀の語りで主に芝居は進められ、本当の親子だったのか分からないまま終幕になったなと思ったところから、あきら座長が再び登場し、舞台で独り語りで終幕する
最期の場面は一人芝居風である
あれは、あの世に行った怪盗世直し小僧時次郎が、幽霊となって語ってる風に私には見えた
約50分と短い芝居なれど、一幕一場なので場面転換が無くぶっ続けなので、語りの台詞は膨大な量だ
また、捕り物のシーンだけは動きの芝居で、匕首と六尺棒の警杖の対決なのだが、リアリズムではなく、様式美が強い立ち回りとなっていた
この日、大介総座長は珍しく端役に徹して、二役演じた

なかなかの芝居
星三つ半☆☆☆△★

芝居終演後の、大介総座長口上挨拶

今後の芝居の予定などが語られた
明日は黒潮次郎、幸次郎両座長がゲストとのこと

いよいよ黒潮次郎の登場じゃな

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