元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
上を向いて歩こう、って一体どんな芝居だろう、と私は雨の奥道後劇場に向かった
幕開けには、坂本九の、上を向いて歩こうが流れた
結論から言えば、この芝居は上州土産百両首のことであった
外題を変えるだけあって、一般的な上州土産百両首とは、登場人物が少し異なり、筋の要所要所が劇団芸昇オリジナルに替えられていた

第一部 外題 上を向いて歩こう

<あらすじ>
江戸の町の茶店の前、貧相な風貌の牙次郎(みやま昇太座長)が通りかかり、初老の男(みやま昇吾代表)に呼びとめられる
牙次郎は、男の顔を見て吃驚仰天、幼いころから世話になったお父っつぁん替わりの銀流しの正太郎だった
二人は大阪時代にスリをしていたが、牙次郎が財布を掏った人間が自殺したのを悔み、突然失踪して以来の再開であった
なぜ俺の元から黙って逃げたんだ、と正太郎はなじる
だが牙次郎の説得で、正太郎もスリから足を洗い堅気になろうと決意する
正太郎が叔父貴分をしてるスリ集団、つばくろ組の女親方(昇京華)と実弟の新吉(みやま太一座長)が茶店に現れ、正太郎はスリを引退し堅気になろうと思う、と申し出た
女親方は快く叔父貴分の正太郎の申し出を受け、堅気になるのを許してくれたが、弟の新吉は苛立ちをみせた
正太郎は女親方に、世話になったと謝意を述べた後、牙次郎に、お互い一生懸命堅気の仕事をして3年後に江戸の寺で再開しよう、と約束する
牙次郎は正太郎から愛用の銀流しの煙管をもらい、苦しい時にはこの煙管を見てがんばるよ、と二人は別れた
あれから3年、正太郎は旅籠ひさご屋で板前になっていた
そこへ偶然、つばくろ組の女親方と新吉がやってくる・・・

岡っ引き(みやま春風頭取)
下っ引き(みやま大吾花形)
旅籠ひさご屋女将(昇あすか)

<感想>
一幕四場、約65分の芝居
茶屋の場面が丁寧に描かれてたので、他劇団とやや異なる、兄弟分というより義理の親子に近い正太郎と牙次郎の関係や、スリ集団の中での正太郎の地位の高さなどを理解することができた
ある劇団の上州百両首で、この茶屋の場面を時間をかけず随分あっさり演じてたところがあるが、正太郎がどういう思いでスリをやめる決意をしたのかを表現する大事な場面なので、劇団芸昇のように念入りに演じた方が良いと、私は思う
スリ集団つばくろ組は、親方が亡くなり、実子の姉弟が跡を継ぎ、親方と仲の良かった正太郎が後見役をしてる感じだった
以前拝見した劇団芸昇の喧嘩屋五郎兵衛も、刃留の使い方が他劇団と異なる等、芸昇のオリジナルな演出が見られたが、今作も、つばくろ組の姉弟の悲劇を入れるなど、他劇団と違った演出がみられた
ただし、分かりにくさもあった
エンディングも、岡っ引きの親方が、役人として行き過ぎと思える情けをかけるなど、どうかなと思うところがあった
なかなかの芝居であった A1


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芝居終演後の口上挨拶 この日は、みやま太一座長
今後の芝居予定、座員紹介、グッズ紹介など

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これは観劇前に食べた、松屋の朝食400円
吉野家の朝食は和風しかないが、松屋は洋風の朝食もあるので選択肢があっていい
その日の気分で、選べるからね


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