元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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この日は千秋楽
喜劇が演じられた
大衆演劇の初日と千秋楽は、喜劇の場合が多いね
最期はお賑やかに、ってことなのだろうね

第一部 外題 ある女の唄

<あらすじ>
茶店の前で、畳屋の正平衛(初代藤ひろし)と娘のお勝(美月こと)が、土地のやくざの仁山三九郎親分(藤虎太郎)に脅されていた
やい正平衛、貸した30両の金を今すぐけえせ
いえ、借りたのは3両でございます
やかましいやい、借りた金には利息ってものがつくんだよ
酷い話だったが、正平衛は逆らうことができない
払えなければ、娘のお勝を俺の嫁に出せ、と脅されたので正平衛は、苦し紛れに暮六つまでに返すと約束した
30両もの大金を返すあてなどない、思案にくれる正平衛とお勝だったが、お勝は川へ身を投げ死のうとする
そこへ通りかかった、旅姿の渡世人(藤仙太郎座長)が、お勝を助け、訳を聞く
それはひどい話だ、なんとかするから俺に任せてみねえかい
お勝は、半信半疑だったが家に帰って行った
今度は夜鷹(美月さくら)が川へ身投げしようとしていた
やはり、この渡世人が助けてやり、訳を聞く
今では夜鷹をしているが、昔は大店の一人娘で仁山三九郎と一緒になるも、博打の借金で身を売らされ梅毒となり鼻が落ちた
仁山三九郎は、そんな自分を捨てていなくなってしまったが、今でも忘れられず、三九郎を探す旅をしていた
さきほどついに三九郎を見つけ、もう一度女房にしてもらいたいと頼んだが、酷い目に罵られたので、絶望して死のうとしていたのであった
渡世人が夜鷹に名前を聞くと、この女もお勝という名だった
畳屋の娘もお勝、夜鷹もお勝か、うーむそうだ・・・、と何かを思いついた渡世人
夜鷹に向かって、
俺は清水港宇土町に住む山本長五郎というものだ
俺が必ず、おめえを仁山三九郎と一緒にさせてやる
ここはひとつ俺に任せてもらいてえ、と言う・・・

<感想>
一幕三場、約55分の芝居
清水次郎長の世直しもの
渡世人が旅先で悪い奴を懲らしめる芝居は、けっこうありますなあ
主人公が、次郎長だったり小政だったり大前田英五郎の息子だったりと、芝居によって違うけれど
映画やテレビの、座頭市や木枯し紋次郎なんかも、渡世人の世直しものの類型だろう
今作は喜劇で、次郎長はどちらかというと狂言回しであり、実質的に喜劇の主人公を担ってるのが、鼻欠けお勝を演じた美月さくらだ
鼻欠けなので息が漏れてふがふが喋る、いわゆるふがふが芝居
私はあまり好きなタイプの芝居ではないのだが、美月さくらがパワー全開といった風情で大暴れだった
まるで女を捨ててるのでは、と思えるほどぶっ飛んだ演技に、場内は良く受けていた
間がいいんだよなあ、喜劇が苦手な私がけっこう笑えたのも、美月さくらの間の良さだ
これは、劇団ふじ全体にも言えることだけど、間がいいから笑える
美月さくらは、この日のような喜劇も上手だし、人情芝居もいいし、そうとう達者な役者やねえ
口上によると、役者をやめて居酒屋で働いてたそうだが、また舞台に復帰して大正解ぞな
今月序盤と終盤は劇団ふじに出演したが、中盤は劇団双六に出演してたそうだ
2月も劇団ふじに出演するそうで、大きな戦力となるだろう
さてこの芝居の最終盤は、死んだ三九郎演じる藤虎太郎を、次郎長と鼻欠けお勝がいじくるという、おふざけ芝居となるのだが、これもけっこう笑えた
なかなか面白い芝居であった S級3


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芝居終演後の口上挨拶 この日は、藤虎太郎
一カ月公演の感謝など
劇団ふじは、これから半年間九州を回ってから大阪へ上るとのこと
藤虎太郎さんは、観客の盛り上げ方がうまいね
最期はプロレスラー風の呼び掛けだった


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