元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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第二部 特選狂言 森の石松 閻魔堂の最期

<あらすじ>
都田村の茶店で、都鳥吉兵衛(澤村輝人)と梅吉(天海翔)が、
花会があるが150両ないと男になれない、50両はなんとかなったがあとの100両がどうしてもできない、と相談している
そこへ森の石松が通りかかり、3人は久しぶりの再会を喜ぶ
石松は金毘羅代参を済ませ、見受山鎌太郎から預かった次郎長宛ての100両の香典を懐に、清水港へ帰る途中で都田村を通ったのだった
そのことを知った都鳥吉兵衛は、
石さん、その100両を貸してくれ、14日の朝に必ずけえすから
石松は、自分の金じゃねえから貸せねえと最初は断っていたが、土下座して頼む都鳥を見て、ついつい100両を貸してしまう
この100両が因果な金となり、名題なりける森の石松が命を落とす物語・・・

小松村七五郎(澤村謙之介座長)
お民(蘭)
都鳥常吉(澤村一也)


<感想>
一幕五場 約1時間10分の特選狂言
昨年の劇団澤村の公演でも拝見した芝居だったが、同じ芝居でも多少異なっていた
まず、前回あった三十石船の場が今回はなかった
もっとも、劇団澤村では、三十石船の上でなく、居酒屋のようなところで繰り広げられたのだったが
三十石船の場は、閻魔堂の最期と関わりがない、いわばとってつけたうような場なので、なくても特段問題がなさそうなものであるが、三十石船の場があると、石松が旅をしてるんだなあと確認でき、石松の人物設定が確認でき、さらにはこの場に笑いを集中させることができるので、やはりあった方がいい、と思った
他劇団でも必ず三十石船の場を描く意味が良く分かったし、ないとやはり寂しいものだ
石松の顔も違ってて、前回は特殊なコンタクトで片目を表現してたが、今回は閉じた目での片眼の表現
最期の閻魔堂の場面では、前回は血糊で石松がどろどろとなり、凄惨さを表現していたのが良かった
もちろん今回もやはり血糊が使われたが、舞台上手に設えた池があって、石松が池に飛び込むたびに血糊が洗い流されるので、前回ほどの凄惨さを感じなかった
先月の新川劇団の喧嘩屋五郎兵衛で、血糊が気持ち悪かった、と言ってた観客がいたが、そういった観客に対する配慮の意味で、あまり石松が血糊でどろどろにならないようにという、劇団澤村の配慮だったのかもしれない
まあ、そのへんのところは、分からないけれど、私は前回のように凄惨さが強調された演出の方が好きだな
前回は、芝居全体はそんなに出来は良くなかったが、最期の閻魔堂の場が秀逸で素晴らしかったのを覚えている
今回も、閻魔堂に至るまではあまり良くなかったが、閻魔堂の場がやはり良かったですな
本笹と池を設え。素晴らしい舞台設定をした裏方さんにも拍手を贈りたい
なかなか良い芝居 S級Ⅲ

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