元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
この日の客席は、100人以上、ダブルの大入りがでた
20日までで、大入りは67枚出てるので、月初予想した100枚はよもや間違いないだろう
奥道後劇場、三年間の歴史の中で、劇団飛翔が自ら出した歴代一位の記録115枚に、どれくらい近づくのか
大入り枚数が稼げる、夜の部がある土日も2日間残してるし、残り10日間イベントやサービスデイが連日続くので、連日の大入りが予想される、注目ですなあ
この日の舞踊ショウの特色として、奥道後の社長が白塗りの化粧して登場した
多分、坪内社長で、坪内寿夫の直系卑属
以前演劇雑誌で読んだが、坪内社長は、祖父が作った坪内グループは、大衆演劇の興行や映画を手掛けたのが端緒なので、初心に返って頑張りたい、といった内容だった
若い方は知らないかもしれないが、今から30~40年ほど前に、坪内寿夫ブームというのがあった
これは、愛媛県だけの現象でなく、全国規模で、書店には坪内寿夫コーナーが設けられた
再建王と実業家の手腕を称えられたり、四国の山ざるなぞとも揶揄されたが、著名な作家、柴田連三郎の記した「大将」でシベリア帰りの坪内寿夫が小説にもなったのだ
白石天皇と揶揄された白石知事と対立し、日刊新愛媛の取材拒否という全国的にも珍しいニュースにもなったが、
不撓不屈の精神は、きっと御子息たちにも受け継がれることだろう

さて、ついでにちょいと余談
6月15日の恋瀬川キャビア誕生日特別公演に、行けなかったのは残念だったが、その残り香のようなものが劇場に残されていた
舞台大下手にあった花道が、舞台中央に設置されていた
こういう劇場は珍しいのでは
私が知ってる範囲で似たもの探しをすると、大阪の天満座が舞台下手に花道がなく、中央に花道がある
というか花道というほどではなく、せり出している、といった感じで中途半端なんよね
どういうことかと言えば、花道の定義として、舞台から客席に向かって延びたいわば長い廊下を役者が疾走し揚げ幕に引っ込む
ここまでして、花道に引っ込むという行為が完結するのだが、天満座の場合は、客席を突き抜けてないので
役者は中央の花道の一番前まで出て行っても、すごすごと舞台に引き返すしかないのである
その点、奥道後劇場の急造の中央花道は、客席の最後方までは突き抜けてないけれど、客席前方の座敷と、後方の椅子席の間に通路があるので、役者は中央花道を抜けこの通路で直角に曲がり楽屋に引っ込むことができるので、ダイナミックに疾走できるのである
中央花道は、新鮮さもあって、なかなか良いのではないか、と思った
立派な両花道を備えた劇場など、今やないので、中央花道というのは、面白い試みかもしれない
実は、中央花道がスタンダードになってる舞台がある
それは、ストリップ劇場だ
多くのストリップ劇場は、舞台中央から客席に向けて長い通路があり、そのゴールには盆と呼ばれる丸い周り舞台が設えてある
これの効果は、客席後方でも、ストリップ嬢が舞台でダンスしたあと、中央花道を通り移動してきてくれるので、近くで裸体が拝めるのである
まあ、ストリップ劇場と大衆演劇の劇場とを横並びにする訳ではないのだが、近くで役者を見られるという効果は共通だろう
大阪の老舗、OS劇場というところがある
浪速クラブから歩いて行けるところなのだが、道路挟んで浪速区と西成区とに分かれている
浪速クラブの新世界が、観光地化して若い女性客や外人がたくさん歩いてるのに対し、OS劇場のある西成区の界隈は、未だ小汚さを残している
アーケード街には、夜は勿論のこと、昼でも寝てる人がいるし、青空販売とでもいうか路上でなんか売ってたりしてる
昼の日中からカラオケスナックで酒を飲む労務者が、歌い興じているのは、あまり見られない珍しい光景だろう
昔でいう釜が崎、今でいうあいりん地区ですなあ
ドキュメンタリー映画「やくざと憲法」の暴力団、二代目東組二代目清勇会が縄張りにしてるのも、この辺りだ
映画の中で女郎屋赤線の流れをくむ飛田新地が動画で映し出されていたのは、貴重な映像だろう
ちょいと話が脱線したが、OS劇場
OSとは、大阪ストリップ劇場の略なんだそうである
ストリップが下火になり、大衆演劇にシフトしたのだが、劇場名はそのまま残したそうだ
今のOS劇場は、舞台下手に花道があり、大下手に桟敷席、役者は花道を通って直角に曲がり揚げ幕に引っ込む
ストリップ劇場だったころは、おそらく中央に花道があり盆もあったろう
OS劇場は、建物も古く小汚く、便所の小便器には昔よく見た丸いでっかい芳香剤なぞがぶら下がっている劇場だが
非常に見やすい劇場だ
大きな舞台に、広い客席は後方がせり上がってて、最後方の席でも非常に見やすい
立派な花道はあるし、シミが染みついた背景幕は小汚いけれど、見方を変えれば、大衆演劇の劇団の汗と涙が沁み込んだ歴史ある幕といえよう
酒を飲みながら記事を書いてるので、とりとめない雑文になってしまったが、要は奥道後劇場の中央花道は面白い試みだと思う
この日の観客の方に聞いたところによると、丹支配人は、当面中央花道を移動しない、と言ってたそうなので、
その効果を、観察してみたい、と思っている

第二部 舞踊ショウ
(舞踊メモ 舞踊順)
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花のトップステージは、若手群舞踊

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翔炎座長、舞踊1曲~歌唱 明日の詩/杉良太郎~炎 熱唱
この日は、翔炎座長の呼び掛けで、1人の男性客が舞台にあがり、炎の歌唱で踊った
なかなか面白い方で、シャイと大胆、相反する弾けた踊りに客席は盛り上がった
翔炎座長のインタビューによれば、この男性は30歳、飲食店を経営してて今月奥道後に通い、この日はお母様も連れてきたそうである
しかしなんですなあ、翔炎座長の客席いじりというか、変幻自在なトーク力、飴と鞭とでもいうか、丁寧だなと思えば次の瞬間には高飛車にモノ申す姿は、見事、おもろい
まあ、客席から見てる、安全地帯でのことなのだが

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長谷川翔馬 歌謡浪曲「元禄花の兄弟 赤垣源蔵」
この日、わっしの中で一番の個人舞踊
伝家の宝刀である、刀廻しが観れなかったのは非常に残念なれど、あまりある立派な舞踊であった
三波春夫の歌謡浪曲なので10分ほどもある大ネタだが、啖呵に合わせた演技は見事
最期は、このタイミングしかない、というくらいの絶妙さで涙を流し、素晴らし過ぎる
芝居も舞踊も、上手な役者さんでござんす

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ラストショウ
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なかなかのラストショウやった
とはいえ、くどいようだが、恋瀬川良太がいないのは残念やなあ
昨年は、総踊りの時、翔炎座長の左右に2人づつ並んでたので、シンメトリとでもいうかバランスが良かったのだ
まあ、いろんな事情もあるだろから、言ってもせんないことなれど
それと不思議なのが、劇団飛翔には若い役者が何人もいるのだが、舞踊にさえ出ない
他の劇団の座長から預かってる子供もいるらしいが、なんでだろう
稽古を重ねて修行してるのかもしれないが、失敗しても実践で経験した方が成長が早いと思うけれど
翔炎座長は、一定のレベルに達しないと舞台に出さないという方針なのかもしれない
ま、あくまでもわっしの想像


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最期の口上挨拶&三本締め
坪内社長も再登場

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今月のおまけ舞踊 無条件


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コメント
この記事へのコメント
いいカンジです!
こんばんは
今日の記事は気持ちのこもった力作ですね
もっと専門的な記事を書く方もいらっしゃいますが、私的にはこれくらいが丁度いいですw

奇しくも25日オーエス 劇団KAZUMA玄海竜二ゲスト、26日庄内天満座 劇団都玄海竜二ゲストを観劇したところです
まさに「至芸の極致」とでもいうべき出来でした
劇団KAZUMAは今までも観たことがありましたが、本腰を入れてみるのは今回が初めてで6日間行きました
藤美一馬座長の脇を固める人間がほぼ全員副座長クラスの力量のある座員なので、非常に見ごたえがありました
特に応援の藤千代乃助座長と千咲大介座長が良かった~

でもオーエス劇場のガムテープで補修された中吊や、激クサトイレは相変わらずですw
山口ジジイ様が前回遠征された時はトイレにまだ手洗い用消毒液があったと思いますが、現在は「消臭用のドリップコーヒーのダシガラ」に代わってます
「あの緑色の消毒液のタライ」なんて私でもギリギリ記憶の片隅にあるかないかだったので、少し寂しい気もする…

7・8・9と奥道後にはいい劇団が乗りますね
ブログを楽しみにしていますよ
それではいつも楽しい記事ありがとうございます (^-^)ノシ
2016/06/26(日) 22:32 | URL | やっちん #-[ 編集]
やっちんさん
そうですか
玄海竜二、私はまだ見ぬ巨人です
いつか拝見したいです
劇団KAZUMAは、私も好きですねええ
芝居がいいですから
ゆづきしょう、さえばたつや、両副座長の芝居がしっかりしてますし、
座員も、ゲストも芝居が上手ですねえ
OSのあるある、おもろかったあ
またいきたいなあ
2016/06/30(木) 03:26 | URL | 山口ジジイ #-[ 編集]
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