元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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新生真芸座は、今月三回目の観劇
アナウンスは特に無かったが、実質的な特別狂言であろう

第一部 芝居 祈り...あなたがいるから

<あらすじ>
幼いみつ子(三代目ター坊女形)は社長の娘だが、後妻に入った継母(二代目大倉栄子)や女中(けい)に虐められ、いつも涙ぐんでる不幸な子供だった
唯一優しくしてくれるのは、父親の義彦(まこと)と、みつ子の義理の姉の幸子(多分ゆう)だった
父親の義彦は、前妻三代子(哀川昇座長)との間にみつ子をもうけたが、三代子はやむにやまれぬ事情で人を殺し、8年前刑務所に入った
悪いことは重なり、経営してた会社は倒産
そんな状況の中、資産家の娘の芳江と知り合い、芳江の父の助力で、事業を立て直すことができ、芳江と再婚した
ゆえに、芳江のみつ子いじめを知っていても、芳江には頭が上がらず何も言えずにいたのだ
そんな中、妻の三代子が、8年の刑期を終えて帰ってくる
義彦は三代子と離婚して再婚したわけでなく、そのことを隠すために芳江に女中の振りをすることを懇願した
橋本の叔母さん(矢島愛)も、義彦の意見に賛成し説得にあたったので、渋々引きうけた芳江だが、そんな嘘はすぐにばれてしまう
病気でオシになり、継子いじめをされてるみつ子を不憫に思った三代子は、大いなる決断をし実行に移す・・・

<感想>
一幕三景、1時間くらいの芝居だったろうか
初見の芝居だが、時代は明治末期から昭和初期あたり
新派劇になるのか、真芸座のオリジナルなのかは不明
これは、登場人物全員が不幸になる、超悲劇の芝居
主役の三代子を演じた昇座長、女形の芝居は初めて拝見したが、良かった
声は低音なのだが陰のある憂いを秘めた三代子の美しさが伝わった
昇座長の女形は、ずーっと見続けてもきれいなことも分かった
も一人の主役、三代子の娘みつ子を演じた三代目ター坊
この役者の芝居は初めて拝見したが、素晴らしいものだった
芝居の冒頭から、虐められぼろぼろと涙してたが、一気に客席は涙ぐむ
普通は芝居が進んで行くにつれ、事情が分かり観客は涙ぐむようになるはずだが、いきなり涙ぐむというのは、
ター坊の演技力だろう
私は観れなかったのだが、初日の子別れの芝居で、三代目ター坊の演技に涙が止まらなかったという絶賛を複数聞いたが、なるほど人の口に戸はたてれないとは良くいったものだ
一つ苦言を申すならば、三代子の最初の殺人の理由が良く分からない
私が聴き逃したのかもしれないが、あまり説明がなかったので、最期の立ち回りを通して見ると、三代子は殺人鬼のようだと誤解する観客もいるかもしれない
松劇で観た時より、良くなかったという新生真芸座ファンの方もいたが、これほどの超悲劇を演ずるというのは、新生真芸座が、やはり九州劇団であり九州芝居を大切にしてる証左であろう
勝負日の土日に、悲劇の芝居を持ってくるのが、悲劇派のファンとしてはありがたい
なかなか良い芝居 SⅢ


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この日の口上も、芝瞳若手リーダー
公演のこと、前売り券、劇団グッズ販売など
昇座長は、口上挨拶しないのかなあ
トークも上手なだけに、聴きたいのだが

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