元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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数多くのいい芝居を残した新生真芸座も前楽となった

第一部 芸題 飛車角

<あらすじ>
縄張りを狙う篠原組と抗争になった小金一家は、客分の飛車角こと小山角太郎が篠原組組長を斬り抗争を終えた
角太郎は、この罪により監獄へ入った
~芝居はここから~
元は小金一家の渡世人だった宮川(芝瞳若手リーダー)は、今では足を洗い堅気となり、おとよ(けい)と所帯を持ち、ひさごやという小さな料理屋を営んでいた
ところが連日、篠原組の二代目(拓都)と子分たちが店に現れ嫌がらせを受けていた
篠原組の先代は、小金一家との出入りで死んでおり、二代目の嫌がらせは執拗なものだった
とうとう、宮川とおとよは、明日暮れ6時までに、200円という大金を払う約束をさせられてしまう
篠原組が帰り、おとよが金策で外にでると、入れ替わるように一人の男(哀川昇座長)がひさごやを訪ねてくる
留守番をしてた、宮川の子の角次(三代目ター坊子役)が応対し、おとっつぁん、おかしな奴が訪ねてきたよ、と言う
バカ野郎お客人になんてえ口の聞き方をしてるんだ、と宮川は角次を叱り、うちの息子が失礼をしました、と詫びて男の顔を見ると、飛車角こと小山角太郎だった
角太郎は、篠原組との抗争で先代親分を斬った罪で監獄に入っていたが、無事勤めを果たし出てきたのだった
久しぶりの再会に2人は喜び、近況を話しあった
角太郎は、宮川えれえなあ、足を洗って立派な店を持ち女房子供を養っているとは、ところで誰を女房をもらったのだ
と、尋ねると、宮川は真っ青な顔をして、
兄貴、すまねえ、実はおとよさんと所帯を持ったんだ
おとよは角太郎の情婦だった女で、角太郎の顔色が変わる・・・

<感想>
一幕三場、約1時間の芝居
人生劇場飛車角は、東映中興の祖である岡田茂が東映京都撮影所から東京撮影所に左遷させられた時に企画した作品で、時代劇映画に客足が遠のき、東映がやくざ路線に転換し復活する先駆けとなり、主演した鶴田浩二と高倉健は、のちに東映の屋台骨を支える大スターとなっていく
やくざ路線は時代設定が明治大正期なので、着物や大道具を時代劇からそのまま流用できて時代劇の立ち回りも応用できると、岡田路線は理にかなっていた
これはそのまま大衆演劇にも当てはまるんじゃなかろうか
ちょんまげを総髪の鬘にかえ、長脇差を匕首にすれば明治大正期の昔やくざ劇に早変わり
東映版飛車角を演ずる劇団も多くある
今回の新生真芸座版飛車角は、東映版と設定が異なっているところに特徴があった
したがって、吉良常は登場せず、子別れが加わっている
どちらかといえば、他劇団で観たことのある帰ってきた男、などの外題で観る芝居に近い
新生真芸座版は、飛車角や宮川のキャラクターを使った、アナザーストーリーと考えると良いかもしれない
ファンの方にはすまないが、新生真芸座は今まではずれ無しだったが、今回の芝居はあまり出来の良いものではなかった
役者陣にセリフ間違いも多く、台詞まわしに難のある哀川けいは決定的な失敗をした
大衆演劇は毎日外題が変わるので、セリフ間違いは絶対にあると理解はしている
今回は、昇座長が小さなセリフ間違いを拾って笑いに膨らませていた
とある大衆演劇ファンの方が、この日は夜の部しか観れない人にとっての千秋楽なので、劇団は最期に観客を楽しませたいということだろう、とおっしゃってたが、確かにそうだと思う、千秋楽となるとお賑やかにお別れする劇団が数多いからねえ
一ヶ月公演の流れを考えると、確かにそうなのだと思う、新生真芸座はあえてそうしたのだろう
わっし的には、好みの演出ではなかったが、新生真芸座の気持ちは理解できた
S級には届かず、なかなかの芝居 A級Ⅰ


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芝居終演後の口上挨拶 哀川昇座長
一ヶ月公演の御礼、劇団グッズ、フラワーレイ、前売り券販売など


第二部 抽選会
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この日は、抽選会があった
わっしはかすりもせず
毎日のように通ったお客にたくさん当たった
ま、確率からいってもこれであたりまえですな

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この日は梯子観劇だったので、観劇前に素早く食べた素うどん
早い 安い ぬくい の三拍子そろった、日本のファーストフード

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コメント
この記事へのコメント
2座合同公演
2座合同公演の演目が気になります。
確か1月は木馬館で、橘菊太郎劇団とスーパー兄弟がやったはず。
観てみたかった。
2017/02/04(土) 09:20 | URL | プロレスLOVE #-[ 編集]
うどん
ほんと日本のファーストフードですね。^^
2017/02/05(日) 02:21 | URL | 凡・ハヤト #kmBhwWbA[ 編集]
プロレスLOVEさん
2座合同公演の演目は、「オランダ坂に○○○」といった外題でした
私も観たかったんですが、残念ながら観に行けませんでした
橘菊太郎劇団とスーパー兄弟は、互いに身内同士だ、といういい方をする仲のいい劇団ですねえ

凡・ハヤトさん
大阪はもう一つのうどんの本場ですね
広島は、お好み焼きのもう一つの本場ですな
2017/02/08(水) 20:54 | URL | 山口ジジイ #-[ 編集]
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