元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です

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2017年、松山の新春公演を飾った新生真芸座と長谷川武弥劇団は、実に甲乙つけがたい良い芝居をたくさん残してくれた
もっと観たかった

新生真芸座 寸評
二枚目でむちゃくちゃかっこ良く、芝居のいい哀川昇座長の、一枚看板の劇団である
立ちでのあのかっこ良さはなんなのだ、女形でのあの美しい色気はなんなのだ
哀川昇座長の魅力は押し出しの強さであり、女形ではムンムンする色気と多岐にわたる
一枚看板といったのは、座長の相手役となるべき年齢がやや下の副座長格の役者がいないからなのだが、
この役割を実子の哀川芝瞳若手リーダーが担っている
今から3年前の松山劇場公演で、わっしは哀川芝瞳若手リーダーを初めて拝見したが、3年くらいでこれほど成長するものだろうか
むちゃくちゃ芝居がうまくなって松山劇場に帰ってきた
芝瞳若手リーダーを始め、新生真芸座は若い役者が多いが、粒が揃っている
若いが悪役を演ずることの多い哀川拓都は、芝居も舞踊も上手な男前で、将来は自分の劇団を旗揚げして欲しい
美形で悲壮感あふれる芝居を演ずる哀川けい、芝居の上手な哀川ゆう
そして、なんといっても子役の三代目ター坊の芝居の上手さが泣けるし、舞踊ではかっこいい
今回の公演では、駒沢輝馬がロングで帯同してるのも大きかった、2年前にゲストで拝見して以来だったが、彼も2年ほどで成長してた背も伸びたし、芝居もいいものを持っている
あまり芝居にでない印象だが、矢島愛、大倉栄子のベテランも、後ろに控えている
他に類をみない男形に定評のあった哀川まことの卒業は実に残念なれど、新人役者が3人も増えたというのはええことやで
新生真芸座は、重たい悲劇的芝居をたっぷりと演じてくれるところがええですなあ


長谷川武弥劇団 寸評
長谷川武弥劇団の魅力は、なんといっても愛京花総座長の演技力ですわな
あの死に様は泣ける
やっぱ芝居のいい都4兄妹の血統ですわな、もちろん京花総座長の幼少期からの修行のたわものでもある
長谷川武弥劇団は二枚看板なんだけど、長谷川武弥座長は芝居で主役の愛京花総座長を支える太夫元的な役回りが多かった印象
とはいえ、長谷川武弥座長の口上でのボケ倒すトークはかなり面白く、魅力ある
劇団の硬軟を分業し、硬の部分を愛京花総座長が担い、軟の部分を長谷川武弥座長が担っている、と考えた方が良いだろう
ベテランの乱之助副座長と長谷川舞も、芝居がかなりできる
長谷川武弥劇団は、武弥座長の家族と乱之助副座長の家族、ふたつの家族劇団でもある
時代を担う、京未来と長谷川一馬はそれぞれの長子である
ひとつ残念だったのは、子役の長谷川愁を舞台の上で観れなかったこと、温泉では会ったけど
まだ小学生だが長谷川武弥座長の長男で、劇団を継承する運命の子である
この目で確認しときたかったが、これは次回の楽しみにとっておこう
わっしが今月拝見した芝居は、小作品が多かったが、長谷川劇団が演じるといい芝居になった


1月の芝居 ベスト3

1位 遊侠津軽 新生真芸座

実兄の駒澤輝龍を特別ゲストに迎えた一作、一般的には遊侠三代で演じられることが多い
他劇団では、主演の2人を兄弟にする場合も良く見られるが、親子のままにしたのは新生真芸座のこだわりなのだろう
駒澤輝龍特別ゲストの人斬り仁平は凄味があって良かったし、川北長次を演じた昇座長の最期の独り語りは父への複雑な思いと愛情を表現してて良かった

2位 下郎の首 長谷川武弥劇団
下郎を演じた愛京花総座長にスポットを当てた作品
愛京花総座長の死に様を拝見して、愛京花さんはええよ、と教えてくれた人たちの言葉に納得した


3位 赤垣源蔵徳利の別れ 新生真芸座

次点 浪人深川ばやし 新生真芸座


1月のラストショウ ベスト3

1位 梅川忠兵衛 長谷川武弥劇団

浪曲に合わせた節劇、浪曲劇風に演じられたラストショウ
30分ほどのあった、超長編ラストショウで、隣席のお客は涙を流していた

2位 太鼓ショウ 長谷川武弥劇団
これは迫力があったなあ、愛京花総座長、かっこいいーーー

3位 高田馬場 新生真芸座
笑いの要素が強かった

次点 羅生門 長谷川武弥劇団


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この記事へのコメント
1月ベスト3
2017年1月ベスト3

1位、夫婦船(劇団朱光)立川けやき座
久し振りに泣けた。泣ける要素がてんこもり、次々に畳み掛けてきます。子役も良かった♪文句無しの1位。

2位、喧嘩屋五郎兵衛(劇団ふじ)明石ほんまち三白館
好きな演目故に、辛口評価にも甘口評価にもなります。私的に1番のポイントは、五郎兵衛に狂気を感じるかどうか?その点はバッチリです。

3位、4人の親(橘菊太郎劇団)浅草木馬館
まさかの、かつき夢二座長主演。意地悪婆さんを基にアレンジした芝居。関東で公演する時は長期間、夢二座長と一緒の時が多いように感じます。

12月、上州のつむじ風(橘菊太郎劇団)浅草木馬館
ゲストが要正大、古都乃竜也、煌京一郎、一見好太郎、かつき夢二(敬省略)と豪華。関東の劇団とも交流があるんですね♪
( ^ω^ )橘菊太郎劇団は色々、趣向を凝らしてくれるのが面白いですねぇ。

私も明石公演時に遊侠津軽を、同じ配役で観ました。良かったです。お互いに好きな演目で、良い芝居が観れましたね♪( ^ω^ )
2017/02/06(月) 20:54 | URL | プロレスLOVE #-[ 編集]
今月の楽しみ
プロレスLOVEさんも内容の濃いお芝居が
観られてよかったですね。
近くのセンターは千章の公演です。
梅の井みきちゃんご存知ですか?彼女が加わってました。子供の頃から色気があったけど流石です。舞踊も素晴らしくて。
今月は、みきちゃんにウットリですね
2017/02/07(火) 17:32 | URL | 千葉のばばあ #-[ 編集]
劇団千章
11月に奈良県の弁天座で観たけど、記憶があまり無いです。座長さんは、何時もありがとうございます。と言ってくれたのですが、正直スマンとしか。○| ̄|_
2017/02/08(水) 13:53 | URL | プロレスLOVE #-[ 編集]
プロレスLOVEさん
橘劇団は座員も多いし、見栄えがしますよね
喧嘩屋は私も同じで、狂気を帯びる演出演技が最強です
東京の一流どこだと、ゲストも豪華競演ですね
一度、東京に遠征したいと考えてます

千葉のばばあ さん
梅之井姓の役者さんて、時々見かけますね
三代目鹿島順一劇団にも、梅之井健さんだったかな、いぶし銀なベテランの役者さんがいました
2017/02/08(水) 21:08 | URL | 山口ジジイ #-[ 編集]
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