元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
3月5日、劇団天華は今月2回目の観劇となる

第一部 外題 お銀片割れ月夜

※個人の感想です、ネタバレがあります
<あらすじ>
お銀(千夜座長)は表向きは旅籠の女将だが、勝気な性格で裏では女郎屋をしていた
ある日、亭主の藤助(丞弥花形)が困ってる娘を連れて帰ってくる
お銀が事情を聞くと、金町一家親分の娘のお時(澤村鈴華)で、父を殺した半次(龍太郎代貸)を探してこの町にやってきたという
お銀も、子供のころ父を殺されているので同情し、力になってあげると言う
次に千太郎(神龍副座長)という渡世人がやってきて、一泊したいという
どんな女郎が好みですか、とお銀が尋ねると、女はいらねえ、という
千太郎は、幼少の頃夫婦約束をしたお銀ちゃんと所帯をもつため故郷を目指していた
あの時のまま清らかに成長したお銀ちゃんへ、高価な白むくの内掛けを買い、大事に持っていた
話を聞き進むうち、忘れていた記憶がよみがえり、お銀の顔色が変わる・・・

板前(愁介生徒会長)
女中(喜多川志保)

<感想>
一幕一景、約1時間10分の芝居
わっしは初見の芝居
男女の艶ものに二つの仇討がからみ、悲劇的な結末を迎えるという、盛りだくさんな内容だった
最期の愁嘆場を、主役お銀を演じた千夜座長は引っ張りに引っ張り、愁嘆場は長ければ長い方が良いわっしには好みの演出であった
神龍副座長は手早いかっこいい所作で、男前の千太郎を演じた
芝居冒頭にアクシデントがあった、お時を演じた澤村鈴華の絶句
大衆演劇は毎日外題が変わるので、セリフ間違いがあるのを観客は理解しているしその点は寛容である
南條まさきの著作によると、舞台に立ったときのプレッシャーは凄まじく、寝ずに覚えたセリフが全然出てこなかったりするそうだ
初舞台のおりは、花道から出て舞台上手に引っ込む間、たったひとことのせりふが言えなかったそうだ
大衆演劇の観客は、セリフ間違いやセリフ忘れには寛容なので、上手くごまかして芝居を先に進めてもらえば良である
今回は、テレビで言えば放送事故になるくらいの芝居の中断となった
まあ、2分間程度だったのだが、ベテランの役者がうまくごまかしてくれれば良いのにと観客は思ったはずだ
あとの千夜座長の口上によると、あえてそうしたのだそうだ
セリフが出てこないことにより、お客様に迷惑をかける、これをしっかりと覚えていて欲しい
いわば、座長として、若い座員に対する愛のある厳しい指導だったというわけだった
千夜座長も、セリフが出てこなかったことがあり、その時は10分くらい誰も助けてくれなかったという
こうやって大衆演劇の役者さんは鍛えられていくのだな、と思った
なかなか良い芝居だった S級Ⅲ 小結

口上挨拶 千夜座長
今後の芝居の紹介、松山劇場夜の部のゲスト出演、前売り券販売、劇団グッズ紹介など
千夜座長は今月松山劇場にのってる宝海劇団の早乙女紫虎座長と仲が良いそうで、松山劇場のゲスト出演となったそうだ
松山はゲスト出演が少ないので、地元の劇場同士での交流はええことですな

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コメント
この記事へのコメント
お銀片割れ月夜
初見の芝居でしたか。良い演目ですよね。
語りも多いので、劇団によっては、つまらなく感じるのかなとも思います。
2017/03/10(金) 07:23 | URL | プロレスLOVE #-[ 編集]
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