元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
この日の芝居は、昨年2月に市川英儒座長率いる優伎座の公演で一番良かった狂言
是非、劇団華のやぶれ翼も観たくて狙って行ったのである

第二部 芸題 やぶれ翼

※個人の感想です、ネタバレがあります
<あらすじ>
かつて、「人斬り鍾魔の仁吉」と呼ばれ恐れられた初老の旅鴉(市川かずひろ座長)が、藤屋一家を訪れ草鞋を脱いでいた
代貸の政吉(中村喜童)は、藤屋藤兵衛親分がいつも仁吉に手厚い世話をするのを不思議に思い、仁吉に尋ねた
仁吉は答える
藤屋藤兵衛の兄弟分は、今では俺一人となった
若い時分、藤屋藤兵衛と気が合って兄弟分となり、二人で一緒に旅をして喧嘩の腕を磨いていた
ある一家に草鞋を脱いでると、喧嘩出入りとなり俺たち二人は一宿一飯の恩義で喧嘩に助っ人した
大勢の敵に囲まれた藤屋藤兵衛が、斬り殺されそうになったところを、自分が背中に刀を受けて助けたことがある
あの時の出来事で、藤兵衛は命の恩人と、今でも義理に感じてくれているのだ、と
政吉は納得し、良かったらもっと話を聞かせてくれませんか、と仁吉を誘い赤ちょうちんへ向かう
2人が藤屋一家を留守にすると、若い旅鴉(市川たかひろ座長)が一家にやって来て、病気で寝込んでる藤屋藤兵衛親分を斬った
それを仁吉が見つけ、若い旅鴉と刃を交える
年老いたとはいえ、さすが鍾魔の仁吉、旅鴉の長脇差を叩き落とした
渡世人同士の勝負は刀を落とされた時点で負け、若い旅鴉は殺してくれと言う
仁吉は、若い旅鴉の潔い姿に感心し、殺した訳や生い立ちを聞いてみた
旅鴉は惚れた女を身請けし故郷に帰るため金が必要で、草鞋を脱いだ川向う一家の親分(肥前隆次)に30両の金で雇われ人斬りを請け負った
旅鴉の名は新吉、両親は今でも健在で信州小諸で百姓をしている、甚平衛、お浜だという
その名を聞いた仁吉は、茫然と立ち尽くす
新吉こそが、自分がこの年になっても旅鴉を続け、日本全国を旅し探し続けていた若者だったのだ・・・

<感想>
一幕三場、約一時間の芝居
この芝居は昨年の、優伎座の公演で、市川英儒座長の主演で拝見したことがある芝居
主役の仁吉に長い長い独り語りがあり、見せ場となっている
他劇団で観たことがないので、おそらく市川4兄弟が、大切にしてる芝居なのじゃなかろうかと思う
劇団華版も、結論からいえば、なかなか良い芝居だった
今回は、優伎座との比較で記したい
芝居の長さが劇団華の方が約一時間と、少し短かかった
また、主役仁吉の独り語りは、市川かずひろ座長は約15分とかなり長かったのだが、優伎座版はさらに長かった
そして、優伎座版では台詞の中のキラーワード、「やぶれ翼」のセリフが効果的に使われたが、劇団華版にはやぶれ翼のセリフがなかった
ということで、おおざっぱに言えば劇団華版の方が、コンパクトなやぶれ翼となっていた
まあ、優伎座版は昼一ロング公演の特選狂言だったので時間を気にせずたっぷりと演じることができたのに対し、劇団華版は通常公演用に一時間の芝居にコンパクトにまとめたということなのかもしれない
私的には、芝居は長い方が好きなので、優伎座版の方が良かったが、今は関西に行ったプロレスラブさんは長い長い独り語りの芝居はあまり好きでないとおっしゃってたから、このあたりは個人の好みによりますな
なかなか良い芝居だった SⅢ 小結


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芝居終演後の口上挨拶 市川かずひろ座長他
今後の芝居、劇団グッズ紹介、前売り券販売など

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