元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
この日で、今月4回目の観劇

第一部 芸題 吉良の仁吉

※個人の感想です、ネタバレがあります
<あらすじ>
吉良港に一家を構える、大田の仁吉(みやま昇太座長)
3月前に恋女房おきく(昇雅)と祝言をあげたばかりで、おきくの腹には子もでき、仲睦まじい幸せな日々を送っていた
そんなある日、仁吉の兄弟分神戸の長吉(みやま大吾花形)が、仁吉一家を訪れる
親父の代から縄張りだった荒神山を、安濃徳(みやま英雄)に盗られた
返してくれと頭を下げたが、俺は力で盗ったんだ、返して欲しくば力づくでこい
神戸の長吉は、荒神山で安濃徳に戦いを挑む、仁吉にその喧嘩に安濃徳の助っ人で出てこないよう頼んだ
仁吉は悩む、なぜなら女房おきくは安濃徳の妹であり、安濃徳は義理の兄
悩んだ仁吉は兄弟分の長吉の側に立つことを決断する
縄張りを盗んだ安濃徳が悪い、義理を重んじる仁吉は、女房の兄よりも杯を交わした兄弟分の側についた
仁吉は、子分の三蔵(みやま春風頭取)に命じあたり箱(硯箱)を用意させ、茶の湯で墨をすり筆をしたためる
女房のおきくにその手紙を渡し、桑名へ帰れといった
おきくが手紙を見ると三行半の離縁状
おきくは問う、なぜ離縁状、悪いところがあったら言ってください、直します
それでも直らないなら殴ってください、それでもダメなとき初めて、離縁状ではありませんか
その問いに、俺は神戸の長吉側につき、縄張りを盗んだおめえの兄安濃徳と戦う
それじゃ、兄さんが荒神山の縄張りを神戸の長吉さんに返すよう頼んでみます、返してくれたらいいのね
そうなったら大手を広げておめえを迎いに行くぜ
好きあった者同士、泣きの涙で別れた
場面変わって、仁吉と長吉が荒神山へ向かう途中
安濃徳の用心棒、門井の先生(みやま太一座長)と出会い、仁吉は恋女房おきくが自害したことを知らされ、遺髪を受け取った
悲しみにくれた仁吉だったが、心を奮い立たせ荒神山へと向かうのだが・・・

<感想>
一幕四景、約一時間の芝居
不朽の名作、血煙り荒神山を元にした芝居
♪俺もなりたや仁吉のように、と村田英雄に歌われた、荒神山で命を落とした吉良の仁吉は、男の中の男である
劇団芸昇は、おきくの自害の場も丁寧に描いていた
おきくを演じた昇雅は、この1年半で、ずいぶんと芝居が上手くなっているのを確信した
また、主役の仁吉を演じた昇太座長も、凄い迫力だった
劇団芸昇は、たぶん関西劇団じゃないかと思われるが、九州劇団がやるような山あげで迫力を出していた
わっしが一番好きなのが九州劇団の山あげの迫力なので、好みの演出である
ひとつ好みでなかったことを言えば、前半の場は申し分なかったのだが、
最期の場面で、吉良の仁吉が戸板に乗せられ、絶命する演出でなかったのは、残念であった
きくの自害の場に、安濃徳とその女房も登場したので、必然的に仁吉の子分の数が足らなくなり戸板を担ぐ役者がいなかった、ということかもしれない
とはいえ、なかなか良い芝居だったなあ S級Ⅲ 小結


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口上挨拶 みやま昇太座長
今後の芝居紹介、前売り券販売、劇団グッズ紹介など

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