元失業者の現在労働者 健康で文化的な最低限度の生活をめざす劣等社会人のブログ 世の中厳しいですが、がんばりましょう 大衆演劇と競輪初心者です
国立劇場から国立演芸場へはしご
同じ敷地内だから移動は楽だが、国立劇場は巨大な建物なので、けっこう歩かねばならない
大阪の朝日劇場から浪速劇場まで数十秒の移動というわけにはいかない
それでも少し時間があったので、近所の中華屋で酢豚定食をいただき、腹ごしらえをしてのぞんだ
講談祭りは大きな大会のようで、春は女講談師が主体だったそうだが、秋の講談祭りは男の芸人が主体で行われた
赤穂義士銘々伝、こういう一転突破主義的なテーマ性を持った公演は、私の好みである
司会者もつけて、非常によい公演だった
客席は雨にもかかわらずよーく入って、200人以上はいたのでは

講談祭り 神無き月に義士の伝~元禄雪のあけぼの~

司会者 貞寿・あおい
今回の公演の趣旨説明など
お二人とも、なりたてほやほやの女流若手真打の先生だそうだ
講談師は、現在40人ほどだそうだ

1.鶴遊 竹林唯七
浅野の殿との乳兄弟であり粗忽ものの竹林、殿の命も聞かず使者となり隣の黒田家で昼飯を馳走になったり、かきつばたをぼろぼろにしたり・・・
47士のひょうきん者、竹林唯七の粗忽ぶりに笑える
落語に粗忽の使者という演目があるが、よーく似ている
ひょっとすると、この講談を元に作ったのかもしれない
トップバッターの鶴遊先生が、笑いの多いこの演目でまずは客席をほぐした

2.琴柳 中山安兵衛
30両の金をすられ一文無しとなった安兵衛は、宿で居候を決め毎日酒ばかり飲んでいたが、宿の主人に勧められ道場破りで金を稼ぐことにするが・・・
若き日の安兵衛の、高田馬場の決闘以前の物語
安兵衛の豪放磊落振りに魅力がありますなあ

3.フォーラム「殿中刃傷」/すず・一凜・織音・一邑
吉良と浅野の裁判、それぞれがそれぞれの言い分を主張して判決を仰ぐ
講談は、硬派な演目が多ので、このフォーラムが色物的な笑いとなった
普段と違う講談師の姿がみれた

4・貞心 内匠頭切腹
浅野が切腹するまでの物語・・・
実に硬派な演目でした

仲入り

5.フォーラム「討入り」/こなぎ・梅湯・琴柑・一乃・琴星
琴星先生が吉良に扮して言い訳をし、弟子の琴柑が清水一角に扮するなど、笑いの多い演目

6.琴調 赤垣源蔵徳利の別れ
12月14日、別れを告げるため兄の塩山宅を訪れる赤垣源蔵だったが、あいにく塩山は留守であった
女中のおたけに命じ、兄の羽織と酒を酌み交わす・・・
うーむ、泣いたなあこれは
大衆演劇の芝居、浪曲、講談と聴いたが、泣ける率が高い演目だ
女中の名前がおたけとなっていた、大衆演劇ではおすぎが多いし、浪曲でもおすぎだった
講談でも一門によったら、おすぎだったりおたけだったりするのかもしれない
琴調先生もなかなか上手な演者ですな、自分の兄弟を枕にしたのも導入として絶妙
落語協会にも所属してるようだ
昔は一龍斎貞丈さんが出てた、ちょいと童顔の貞丈さんも亡くなったのだろう

7.貞山 二度目の清書
12月14日を前に、花街で放蕩三昧の大石内蔵助は、妻に三行半の離縁状を出すが・・・
一龍斎一門の、大切にしてる演目のひとつだそうである
硬派な演目を硬派に講談

8.最後の口上 全員登場
貞山師の口上挨拶、貞心師の音頭で三本締め
各師匠連の手ぬぐいまきもあった

いやあ、満足度の高い公演でした
硬軟織り交ぜて、演出もすばらしかった
3時間の熱演で十分満足しているが、強いて言えば、もっと聞きたい
切符代も2倍でよいので、6時間くらい聞きたかったなあ
赤穂義士銘々伝は、どんなに世の中が変わっても、語り続けられるだろう
ああ、また聴きたい


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